小松菜の栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦との相性は?
小松菜。
アブラナ科の植物で、冬菜、うぐいす菜、餅菜などとも呼ばれる冬野菜、今では、通年栽培されており、人気の野菜の1つとなりました。
ところでこの小松菜ですが、ビックリするほどの栄養成分を誇っていることをご存じですか?
それもあってか、グリーンスムージーに利用されることも多いですね。
今回は、小松菜の栄養成分と効果・効能・カロリーについてご紹介しますね。
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コンテンツ
小松菜の主な栄養成分とカロリー!
小松菜の 栄養成分の特筆すべきところは・・・
・ビタミンでは、A、C、E、K、葉酸
・ミネラルでは、カリウム、カルシウム、鉄分、銅
などが、かなり豊富であることです。
また、β―カロテンや食物繊維も多く含まれています。
まさに栄養の宝庫といった感があり、できればお子様からお年寄りの方までたくさん召し上がっていただきたい野菜です。
カロリーは100gあたり14kcalしかありませんが、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富ということもあり、ほうれん草よりスムージーに利用される機会も増えて来ましたね。
小松菜の効果・効能!
★野菜トップクラスのカルシウムで骨太に!
厚生労働省による日本人の食事摂取基準によると、1日に必要なカルシウムの量は650~800mgです。
このカルシウムの含有量が、牛乳だと100gあたり110mgに対し、小松菜はなんと170mgです。
これは、野菜の中ではトップクラスで、肉や魚等のタンパク質を合わせて摂ることで、骨粗鬆症の予防や精神安定作用、抗ストレス作用などの効果が期待できます。
★鉄欠乏性貧血に最適!
鉄分についても100gあたり2.8gと、野菜類トップクラスです。
これは、女性に多い鉄欠乏性貧血からくる、めまいや不眠、疲労、情緒不安定などを改善したり、予防する上でも高い効能を示します。
★デトックス・肥満防止に!
小松菜には、カロテノイドの一種である「ネオキサンチン」が含まれています。
これには、抗肥満作用(脂肪吸収抑制や血中コレステロール、中性脂肪の低下)があり、体重抑制に役立つことが実験でわかってきました。
また、「イソチオシアネート」という解毒成分が含まれており、デトックス効果による老廃物の排泄促進も期待できます。
食物繊維も豊富ですので、体に不要な成分のほとんどを体外に排出してくれますね。
★アンチエイジング・美肌に!
小松菜には、美肌のもととなる「プロリン」やβ‐カロテン、ビタミンC、Eが豊富に含まれています。
β―カロテンは抗酸化作用を持ち、活性酸素を除去する働きがありますが、体内でビタミンAに変換されるため、粘膜や皮膚の強化、髪の健康にも役立つ存在です。
ビタミンEも抗酸化作用の強いアンチエイジング効果を持つため、β‐カロテンとともに動脈硬化やガン発症の抑制に効能があることで有名です。
ビタミンCも、免疫力強化とともにメラニン色素生成抑制効果があり、風邪予防やお肌の美容に優れています。
小松菜の栄養・加熱すると変化する?
小松菜は アクが少なく生でも食べられます。
生なら、バナナと牛乳、氷と一緒にミキサーにかけるだけの簡単グリーンスムージーがおすすめです。
壊れやすいビタミンCを摂取するには、さっと茹でたり、炒めたりと、加熱時間を短く調理するように心がけると良いですね。
β‐カロテンは、油と合わせることで吸収率がアップしますので、オリーブオイルやごま油、マヨネーズなどを使うと効果的です。
加熱するとビタミンCが流れやすいですが、逆に冷凍保存ができますので、多く買い過ぎたら試してみて下さいね。
小松菜スムージーの作り方!果物、豆乳、ヨーグルトで!
小松菜の栄養・妊婦さんとの相性は?
妊婦さんに必要な栄養素の1つに 「葉酸」があります。
胎児の発育に影響を与える栄養素なので、小松菜からしっかり摂取するのも良いでしょう。
妊娠前から葉酸を意識的に摂ることは、女性にとってとても大切ですね。
また、カルシウムや鉄分は胎児への供給に回されますので、母親が不足しないよう気を付けて下さい。
食物繊維は便秘解消・予防に、カリウムは妊娠中のむくみ対策に役立ちます。
免疫力強化や抗酸化作用も欠かすことはできませんので、小松菜を上手に活かして元気な赤ちゃんを産んで下さいね。
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