クレソンの栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦との相性は?
クレソン。
肉料理や魚料理に添えらることの多い、ちょっとほろ苦い日本ではあまり馴染みのないご家庭もあると思いますが、最近はスーパーでも手軽に買えるようになってきました。
免疫力を高める野菜として、少しずつその栄養成分や健康効果などに注目が集まっています。
また、 ガン予防に効能を示すといわれており、毎日のように食べるのも推奨されています。
今回は、そんなクレソンの栄養成分や効果・効能・カロリーなどについてご紹介します。
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クレソンの栄養成分とカロリー
クレソンは、和名で 「オランダガラシ」と呼ばれることもあります。
薬味に利用されるワサビの仲間であり、アブラナ科の水生植物です。
主な栄養成分は・・・
・カリウム、リン、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル類
が豊富に含まれています。
なかでも、特に ビタミンCが豊富に含まれているため、免疫力をアップさせたり、美容への効果などが期待されています。
カロリーは100g当たり約15kcalで、非常にヘルシーです。
独特の苦みもあるので、一度にたくさんは食べることは少ないですが、ダイエット中の方でも安心して食べることができます。
クレソンの効果・効能
フランスでは、クレソンのことを 「健康草」と呼ぶこともあるくらい、健康維持効果が高いといわれています。
ビタミンCの免疫力強化や美肌を保つ働き以外にも、優れた効能が盛り沢山です。
緑黄色野菜の特徴でもあるβ‐カロテンも豊富で、ビタミンEとともに強い抗酸化作用を発揮します。
人間はストレスが溜まると体内で活性酸素が大量に作られ、動脈硬化やガンのリスクが高くなりますが、この活性酸素を抑制する働きこそが抗酸化作用の魅力です。
また、β‐カロテンが体内に入ると、ビタミンAに変性して粘膜や皮膚を保護・強化したり、髪の毛のトラブルや眼精疲労などにも効能を示します。
カリウムも豊富ですので、利尿作用によって むくみの改善にも繋がります。
また、カルシウムの働きで骨粗鬆症の予防にも有効ですし、イライラの防止にもなります。
肉料理によく添えられているクレソンですが、食欲の増進や消化を助けるという役割があるため、理に適って使用されています。
クレソンと妊婦さんの相性は?
ハーブ類やわさび、からしなどの 刺激物は、妊婦さんが避ける傾向がありますね。
ただし、クレソンの場合は栄養が豊富で利用しない手はありません。
たとえば、妊娠初期に不足すると胎児の奇形に繋がるといわれる「葉酸」も多く含まれています。
また、妊娠中は胎児に供給するために不足しがちなカルシウムや鉄分を補うこともできますので、虫歯や鉄欠乏性貧血などを防ぐことも可能です。
さらに、わさびの仲間ということもあり抗菌作用なども強いため、 食中毒が心配な時期にはおすすめしたい野菜です。
効果的な食べ方は?
クレソンは生で食べることが多い野菜です。
というのも、加熱することで ビタミンCなどが失われてしまうため、栄養素をしっかり摂取したいのであれば断然生で食べるのが効果的です。
独特の苦みなどが気になるという人は、フルーツと一緒にスムージーに加えると飲みやすくなります。
もちろん、炒めものや天ぷらなどでも美味しくいただけます。
ヨーロッパでは、ポタージュなどのスープに加えることもあるようですよ。
和風に食べたい時には、さっと茹でて ごま和えや ナムルなどにしても良いですね。
いろんなバリエーションの楽しみ方ができるので、ぜひ食卓に取り入れてみて下さいね。
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