胚芽押麦の栄養と健康維持・ダイエット効果!糖質量やカロリーは?
様々な穀物が健康によいと注目されていますよね。
最近では、玄米、もち麦、キヌアなど、
そのまま食べたり、ご飯に混ぜて食べたりしますが、味や食感の好みもありますよね。
胚芽押麦も栄養成分が豊富といわれていますが、試されたことはありますか?
普通の押麦やもち麦とは味や食感、効果効能にどんな違いがあるのでしょう…。
特にダイエット効果を期待されている方の場合、糖質の量やカロリーなども気になりますよね。
そこで、今回は胚芽押麦の栄養成分やダイエット効果、健康維持効果を中心にご説明します!
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コンテンツ
胚芽押麦の主な栄養成分とカロリーは?
お米にうるち米ともち米があるように、麦にも「うるち種」と「もち種」が存在します。
押麦は普通、うるち種の麦を使っています。
一般的な押麦は、精製されていて胚芽がありませんが、胚芽押麦はその名の通りあえて「胚芽を残した押麦」です。
この胚芽には、抗酸化物質であるビタミンEや、必須脂肪酸を含む不飽和脂肪酸などの栄養成分が含まれています。
当然、押麦にも含まれるビタミンB群をはじめ、カリウム、カルシウム、水溶性食物繊維も豊富に含まれています。
特に、カルシウムは白米の約3倍、水溶性食物繊維は約20倍も含まれているため、骨の強化や便秘解消によいイメージが強いですね。
気になる胚芽押麦のカロリーは、100gあたり335kcal程です。
お米は100gあたり356kcal程なので多少は低カロリーですが、大きく異なることはないようです。
ただし「塵も積もれば山となる」といいますので、毎日の食事に取り入れる場合、長い目で見ると結果的には大きく異なると考えるべきかもしれませんね。
胚芽押麦の糖質量とダイエット効果は?
胚芽押麦100gあたりの糖質量は69gです。
白米の場合76gですので、こちらも大きな違いはありません。
ただし、胚芽押麦の方がはるかに食物繊維が豊富ということもあり、糖質量に変わりはなくても血糖値の上昇をかなり抑えることが可能です。
これが、ダイエット効果が高いとして注目されている理由です。
食物繊維が豊富であれば、さらに便秘解消や脂肪の分解、代謝が促進される効果があります。
「これを食べるだけで痩せる」というものではありませんが、ダイエット効果を狙った食材の1つとして取り入れてみるのはおすすめです。
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胚芽押麦の健康維持効果は?
胚芽押麦には、食物繊維の一種としてβ-グルカンという成分が含まれており、様々な健康維持効果が期待できます。
大麦由来のβ-グルカンには、血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、肥満をはじめとする生活習慣病の予防効果があります。
当然、血糖値の上昇を緩やかにする効果も高いため、糖尿病の予防や改善にも期待ができます。
また、便秘が解消されて腸内環境が整うことで・・・
・アレルギーの発症を防ぐ
・肌の老化を防ぐ
などの効能も期待できます。
その他、胚芽押麦にはビタミンEが含まれるため、活性酸素が大量に増えるのを抑制する抗酸化作用が強いという特徴があります。
主に体の老化を予防する働きが強く、動脈硬化やガン予防の他、女性には嬉しいお肌のシミやシワ、たるみなどを改善する美容効果も高いです。
体の内外からアンチエイジングが望めるため、ビタミンEはポリフェノールと同じように積極的に摂取したい成分です。
カリウムには利尿作用があり、むくみや高血圧を予防する働きもありますし、カルシウムは骨を強化して骨粗鬆症の予防にも繋がりますので、胚芽押麦の健康維持効果は非常に高いといえます。
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胚芽押麦の炊き方や食べ方は?
基本的に、胚芽押麦は押麦と同じように食べることができます。
ただし、胚芽が残っている分、少し押麦よりも食感が悪くなります。
また、もち種の麦ではありませんので、モチモチ感も少ないといえます。
一番簡単な食べ方はご飯に混ぜて炊くことです。
お米に加えて炊くだけで、様々な効能が期待できるのは嬉しいですね。
白米と胚芽押麦の割合はお好みでOKです。
はじめはお米3合に対して50gほどから始めてみてはいかがでしょうか。
炊き方としては、まず3合分のお米を研いで通常通り水を入れた後、胚芽押麦50gと100mlの水を入れて炊飯するだけでOKです。
他には、胚芽押麦を茹でておいて、おかずにトッピングするという食べ方もできます。
サラダにトッピングしたり、 スープに入れたりすると美味しいですよ。
ただし、ダイエットによいからといって食べ過ぎないようにしてくださいね。
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