カットした梨が変色する理由!はちみつや砂糖でも防止できる!
梨。
瑞々しくて、爽やかな甘味が人気の果物・熱を取る作用もあるので、旬を迎える夏~秋にかけてはおすすめのフルーツです。
ただし、水分が多いので傷みが早いことや、カットしたものは表面が変色してしまうので、保存などには注意が必要です。
お弁当に入れる時は、 変色防止策を施してから入れるように工夫しましょう。
そこで、今回はカットした梨の変色の理由と防止策などを紹介します。
Sponsored Link
コンテンツ
カットした梨が変色する理由とは?
梨だけではなく、りんごやレタスなどもカットするとその表面が 変色してきますね。
これは果物や野菜に含まれるポリフェノールが、空気に触れて酸化してしまうことで起こります。
酸化して変色しても食べることには問題ありませんが、皮を剥いたまま放置すると水分が抜け、味も食感も落ちてしまいます。
特に梨の場合、なるべく食べる直前にカットするのがおすすめです。
お弁当に梨を入れる際に変色を防止する方法は?
お弁当に梨を入れたいという時は、 変色防止策を施しておくことをおすすめします。
定番の方法は、塩水やレモン水にくぐらせておくということです。
塩水にくぐらせると、 ナトリウムが梨の表面に壁を作り、酸化を防いでくれます。
レモン水の場合は、ビタミンCの作用で梨に含まれるポリフェノールの活動を抑制し、変色しにくくなります。
また、食感や味を落とさないためには、なるべく大きめにカットしておくというのもポイントです。
気にならなければ皮を残しておくことで変色が少なくなります。
その他、変色しにくい品種の梨もあるので、お弁当に入れたい時はそういったものを選んでもよいでしょう。
切ったりんごの変色するのはなぜ?塩水以外の防止方法は?
梨の変色を防止する方法・はちみつや砂糖でも!
塩水やレモン水にくぐらせることは、果物の酸化防止の方法としては定番ですが、 味が変わるのが嫌だという人もいますね。
そんな時には、はちみつや砂糖を溶かした水にくぐらせることでも、酸化を防ぐことができます。
砂糖水にくぐらせると、砂糖の持つ 保水効果により梨の表面に水分が保たれるので酸化しにくくなります。
はちみつの場合は、水1カップにはちみつを大さじ1くらい溶かし、切った梨を付けておきます。
はちみつには砂糖と同じように保水効果と、ポリフェノールの活動を抑制する働きがあるので、変色を防ぐ効果としてはとても高いです。
砂糖水やはちみつ水にくぐらせる方法は、ほんのり甘みがつくので酸っぱくなるのが嫌だという人にもおすすめの方法です。
お弁当などではなく、来客用にカットしたものを支度しておきたいという時には、真水にさらして冷蔵庫などに入れておく方法もあります。
この場合は、水から出すと酸化して変色してしまうので、食べるまでの間の応急処置として覚えておきましょう。
梨の変色を防止する方法を紹介しました。
運動会や行楽シーズンのお弁当に入れる時に活用してみてください。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。