たけのこの保存!冷凍は砂糖を使って!瓶詰めや塩漬けの作り方も!
たけのこはとても美味しいですね。
旬の時期に食べる生の通年水煮も販売されていますが、格別な気がします。
たくさん頂いたり、たけのこ狩りをしたりした時はぜひ長持ちするように保存して下さい。
ただ、下処理をしてからでないと えぐみが増し、旨味が失われていきます。
いつでも美味しく頂ける状態で保存しておきたいですね。
そこで、今回はたけのこの保存方法について紹介していきます。
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たけのこの保存・皮付きの方法と期間は?
たけのこは、掘ってから時間が経てば経つほど えぐみが増してしまいます。
買ったものも、頂いたものも、自分で掘ったものも、保存のためにはすぐに茹でることが原則です。
アク抜きをかねて風味が逃げないように皮付きのまま茹で、水にさらしたまま保存します。
その際、不要な皮は剥ぎ、 穂先、姫皮、実の部分に分けておきます。
水に浸ける時はタッパーなどの容器に入れ、冷蔵庫の奥の方に入れておきましょう。
水は毎日交換する必要があります。
この状態でも、1週間程度しか持ちませんので、早めに食べることをおすすめします。
浸け水を濃い塩水にすると、1ヶ月程度保存することもできますが、食べる時にはしっかり塩抜きをしてから食べましょう。
つまり、生のたけのこは皮付きのまま放置しておかない方が良いということですね。
たけのこのアク抜き!米ぬか・重曹・小麦粉・大根おろしでも!
たけのこの保存・瓶詰めの作り方
たけのこの長期保存方法として、 瓶詰めにするという方法があります。
要は、自分で作った水煮の状態で長持ちさせるという方法です。
まず、用意した瓶の大きさに合わせて、アク抜きしたたけのこを適当な大きさにカットします。
瓶にたけのこを詰めたら、いっぱいになるまで水を入れ、ふたを軽く締めます。
次に水を入れた鍋を用意して、たけのこを詰めた瓶を中央に置き、30分程度煮て行きます。
鍋の水の量は 瓶の肩までくらいにします。
30分経ったら、鍋から瓶を取り出し、今度はふたをしっかり締めます。
瓶が冷めるのを待ち、もう1度同じ要領で鍋の中に入れて30分煮ていきます。
2回目は、瓶が完全に浸かってしまう水の量にして煮て下さい。
30分経ったら、最後に瓶を逆さにした状態で冷まして瓶詰めの完成です。
冷暗所に置いておけば、 1年程度は保存が可能になります。
ただし、開封後は1週間程度で食べ切りましょう。
もし、水が濁ってしまったり、開封した時に悪臭がした場合は、上手く密閉ができていなかったということになるので、食べないようにしてください。
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たけのこの保存・冷凍は砂糖を入れて長持ち!
食感は多少落ちますが、 冷凍保存も可能です。
アク抜きしたたけのこの水気をしっかり切り、調理に使いやすい大きさに切っておきます。
このままジップロックなどに入れて冷凍すると1ヶ月程度は持ちますが、食感は落ちていきます。
冷凍で長期保存したい場合には、アク抜きしてカットしたたけのこ300gに対して、大さじ1程度の 砂糖をまぶすだけでより長持ちさせることができます。
ジップロックなどに入れてなるべく空気に触れないようにして冷凍庫に入れておきましょう。
これだけで1年くらい保存が可能になります。
砂糖をまぶさないで冷凍した時よりも、食感の劣化が少なくなるというメリットを活かした方法で、これは砂糖の持つ「保水効果」によるものです。
ただし、調理の際に甘味を控えるなどの工夫が必要になるので注意してください。
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たけのこの保存・塩漬けでさらに長持ち!
昔ながらの長期保存方法として、たけのこを 塩漬けにするという方法があります。
アク抜きしたたけのこを半分にカットして水気をしっかりと切り、塩をたっぷりとまぶしていきます。
保存容器に塩を敷き詰めて、塩をまぶしたたけのこを入れ、隙間を塩で埋めるようにさらに上からかけていきます。
容器のふたを閉め、2日くらいすると水が上がってくるので、水を捨ててさらに上から塩をまぶして冷暗所で保管します。
使用する時には薄い塩水で塩抜きをしてから使用しましょう。
塩分がしっかりと回っていれば、1年以上長持ちさせることも可能になります。
食感の劣化も少ないので、 炒めもの、煮物、たけのこご飯など、幅広く活用できます。
いかがでしたか?
旬の時期にたくさん手に入った場合は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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