寝起きのめまいの原因!良性発作性頭位めまい・低血圧・ストレス!
めまいを感じる人は多いです。
季節の変わり目などに、朝の寝起きに1日のスタートとしては嫌なものですが、様々な原因で起こることがわかっています。
ストレスや疲労程度の理由であれば、極端に心配することも少ないですが、 何らかの病気の疑いもあるため、放置することはできませんね。
特に、毎朝起きるようであれば、専門医に診てもらう必要があるでしょう。
そこで、今回は寝起きのめまいの原因について詳しくご紹介します!
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寝起きのめまいの原因・良性発作性頭位めまいかも?
まず、寝起きのめまいの原因の1つに 「良性発作性頭位めまい」というものがあります。
めまいの起きる頭の位置を「めまい頭位(とうい)」と呼ぶのですが、いつも決まった頭位で起こるという特徴のある病気です。
たとえば、寝起きだけでなく、仰向けになったときにクラクラするようなめまいを感じるという症状があります。
これに、吐き気や嘔吐を伴うこともあり、本人としては、少しの間つらい時間を過ごすことになりますが、 「良性」のものであるといわれています。
この、良性発作性めまい症は、内耳にある「三半規管」に異物が入り込むことによって起こります。
この三半規管は3本の管からできていて、その中にはリンパ液が入っています。
このリンパ液は、頭の動きによって一緒に動き、その情報が脳に伝わり、人間は平衡感覚をコントロールしています。
しかし、ここに異物が入り込むと、リンパ液の動きに異常が生じます。
そのために平衡感覚が乱れてしまい、乱れた信号が脳へ伝わってめまいを起こします。
治療には多少の時間を要する病気ですが、決して質(たち)の悪いものではありません。
寝起きのめまいの原因・頚椎性めまいかも?
寝ている時の姿勢が悪くて、 首や肩などの凝りを感じることもありますね。
この周辺の筋肉が凝ると、寝起きにめまいを起こす場合があり、これを「頚椎性めまい」といいます。
首周辺には、様々な神経が集まっており、平衡感覚にかかわる 神経受容器があります。
しかし、首や肩に何らかの負担がかかると、首にある神経受容器の働きが鈍くなり、めまいを引き起こします。
この頚椎性めまいの特徴としては・・・
・姿勢を変えた時に起こりやすい
などがあります。
この頚椎性めまいは、長時間続くことはなく短時間で治まることが多いです。
寝起きのめまいの原因・低血圧による影響も?
寝起きのめまいというと、よく挙げられる原因の1つが 「低血圧」です。
朝なかなか起きれなくなってしまったり、朝起きるとクラクラするというような症状が出ます。
血圧に関しては、高血圧は基準がありますが、低血圧には基準がありません。
しかし、血圧測定で上の値が80mmHgを下回る方は注意した方がよいでしょう。
また、低血圧の人に多いのが 低体温の人で、低体温の改善すること症状の改善が期待できます。
その他に、「起立性低血圧症」というものがあります。
比較的寝相の良い方などに多く見られ、めまいを感じることがあります。
一晩中、あまり寝返りを打たないと、血液が身体の下の方へ溜まってしまいます。
この状態で急激に頭を起こすと、脳内の血液や酸素が不足してめまいが起こるのです。
また、起立性低血圧症からくるめまいは、座っていて急に立ち上がった時や、長時間同じ体勢でいて急に体勢を変えた時にも起こりやすいのが特徴です。
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疲労やストレスも原因になる?
現代の日本人は、様々な面で多くの ストレスや 疲労にさらされているといっても過言ではありませんね。
このストレスや疲労は、睡眠の質を悪くしてホルモンバランスの乱れを起こします。
これが 自律神経の乱れを誘発し、「めまい」が起こりやすくなります。
フワフワと雲の上を歩くような感じのようなめまいの場合、自律神経の乱れが関係している可能性があります。
寝起きには頭痛をはじめ、様々な症状が現れることがあります。
めまいの場合も、頻繁に起こるようであれば、「何らかの病気のサインかもしれない」と疑ってみましょう。
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