ウドの食べ方!アク抜きは?酢味噌和え・きんぴら・煮物・天ぷら!
「独活」と書き、多年草でウコギ科タラノキ属に属します。
ウドは漢字では
天然の物は「独活の大木」といわれるほど大きくなりますが、店先で見かける栽培物は食用として日の当たらない人工的な環境で栽培されたものです。
天然物の旬は春ですが、栽培物は 寒ウドと呼ばれる晩秋から冬にかけて出回る物と、 春ウドと呼ばれる3月から5月頃に出回るものがあります。
今回は、そんなウドの美味しい食べ方や、アク抜きの方法についてご紹介します。
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ウドの下処理・アク抜きは必要?
よく、山菜は アク抜きが大変といいますが、ウドもアクが強いため必要です。
天然物の場合は皮を厚めに剥き、切った端からどんどん酢水にさらします。
特に生で食べる場合は、すぐに色が黒ずんでしまうので、手早くやって下さい。
栽培物の場合も皮を剥きますが、皮も食べられますので、捨てないで一緒に酢水にさらしてアク抜きをしておきましょう。
天然物の場合、文字通り「大木」になってしまったものは、かえってアクが少なくなっているようです。
ウドの食べ方・生なら酢味噌和えに!
いいウドが手に入ったら、やはり一度は 生で食べたいものです。
生で食べる場合は、酢味噌和えにすることが多いですね。
うまくアク抜きをして白くなったウドと、酢味噌の黄色の対比が綺麗で食欲をそそります。
アクが抜けたウドを薄切りにして、さっと茹でたら酢味噌で和えます。
酢味噌は、 味噌、酢、砂糖をお好みで混ぜて下さい。
同じく、酢味噌和えに合うホタルイカと一緒に和えたり、キュウリやワカメと和えたりするのも美味しいですね。
甘くするのに抵抗を感じる人は からし酢味噌で和えてみましょう。
ウドの食べ方・きんぴらや煮物に!
きんぴらや煮物にすると 皮の部分を美味しく食べることができます。
ほろ苦いので、子どもには嫌われるかもしれませんが、大人にとってはお酒のよいつまみになります。
ウドの皮を千切りにしてよくアクを抜き、ザルにあげて水を切ります。
フライパンに胡麻油を熱し、ウドの皮を炒めます。
日本酒、醤油、砂糖、お好みでほんだしを加えてさらに炒めます。
水分がなくなるギリギリまで炒め続けると照りがでますよ。
煮物にする場合は、皮と先端の部分をざく切りにしてアクを抜き、水から煮ます。
味付けはお好みでも良いですが、簡単に 麺つゆでも十分です。
他の山菜や鶏肉等と一緒に煮ても美味しいです。
もちろん、皮や先端だけでなく、ウドの本体も一緒に煮ることもできます。
ウドの食べ方・葉は天ぷらに!
ウドというと茎を食べるイメージがありますが、 葉の部分も食べることが出来ます。
葉を食べる場合には、天ぷらにすることが多いようです。
アク抜きをし、適当にざく切りにした葉に衣をからめ、180度くらいの油でからりと揚げます。
苦みと香りを楽しみましょう。
タケノコやタマネギと一緒に かき揚げ風にすることもできます。
ウドは「独活の大木」などと役に立たないイメージを持たれがちですが、食材としてみると「捨てる部分がない」といわれる山菜です。
いろいろな楽しみ方を試してみて下さいね。
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