みかんの食べ過ぎは太る?手が黄色くなるのと黄疸の違いは?
「みかん」ですよね。
冬にこたつといえば、次はやっぱり
産地の人は1回に数個食べるのが当たり前などといいますが、ついつい食べ過ぎてしまうことの多い果物ということは確かですね。
カロリーも糖質も少ないイメージがありますが、やはり食べ過ぎはよくありません。
糖尿病の方や妊婦さんなども気を付けた方が良さそうです。
そこで、今回はみかんの食べ過ぎによる体への影響についてご紹介します。
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みかんの食べ過ぎは太る?下痢や腹痛のもと?
ご存じの通り、みかんには ビタミンCが豊富に含まれています。
「ビタミンCはいくら摂ってもいい」と思っている人もいるかもしれませんが、実は摂り過ぎは下痢や腹痛、吐き気を催すといわれています。
また、 肝臓にも負担をかけてしまいます。
人によってはビタミンC200mg程度で、このような症状が出てしまうことも…。
1個あたり30mgほどのビタミンCを含んでいるので、1日に7個ほど食べると下痢や腹痛を引き起こしてしまう人もいます。
もちろん水分量も相当なものになりますし、食べ過ぎると体を冷やす効果が強く現れることもありますので注意して下さい。
また、そこまでは食べなくても、ついつい毎日3~4個食べていると 太る原因になることも確かです。
みかんにも他の果物に比べ糖質は少ない方ですが、ダイエットを気にしている方は過剰摂取は禁物だといえるでしょう。
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みかんの食べ過ぎで手が黄色になるのは病気?
みかんを食べ過ぎると、 手が黄色くなるイメージがありますよね。
これは柑皮症といいます。
体に悪い病気ではありませんし、1日の カロテノイド摂取量を控えればすぐに治りますよ!
ただし、肌が黄色くなる場合には「黄疸(おうだん)」という可能性もありますので、気を付けてください。
黄疸は、主に肝臓や胆嚢(たんのう)、胆管などの病気により現れる現象で、顔色などが胆汁色素のビリルビンの色に染まって黄色っぽく変色します。
黄疸の場合はまず、 眼球の白目の部分が黄色っぽくなりますので、柑皮症との違いはわかりやすいと思います。
それより、みかんの食べ過ぎを控えるのが手っ取り早いですね。
みかんの食べ過ぎは糖尿病に悪影響?
柑橘類に含まれるカロテノイドは、 糖尿病の予防にも有効だといわれています。
みかんを毎日3~4個食べる人は、ほとんど食べない人に比べて糖尿病などの生活習慣病のリスクが低下することがわかったのです。
比較的糖質の少ない果物ですから、糖尿病になってしまってからもおすすめですが、糖尿病になると果物の量も制限されます。
みかんの場合は1日2個までに抑えましょう。
妊娠中も控えるべき?
実は、ビタミンC以外にも、βカロテン、カリウム、食物繊維など、 妊婦さんにとっても嬉しい栄養素が詰まっています。
元々果物の1日の摂取量は1日200gが理想とされており、みかんでいえば1日2個が基準です。
つわりなどでどうしてもみかんしか食べられないという時期は仕方ありませんが、逆に気持ちが悪くなってしまうこともあるので注意しましょう。
また、安定期のおやつとして食べるにしても、 体を冷やす効果を考慮して食べ過ぎないようにしてください。
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