カフェイン中毒の症状!頭痛や吐き気、死亡例も!治療法は?
過剰摂取によって起こる中毒症状のことです。
カフェイン中毒とは、文字通り、カフェインの
コーヒーの飲み過ぎで起こるようなイメージですが、含まれる飲み物や食べ物は意外と多く、紅茶、緑茶、栄養ドリンク、チョコレートなどにも含まれています。
知らず知らずのうちに、カフェイン中毒を起こしている可能性もあります。
何かを飲んだ後や食べた後に、いつもきまって 頭痛や 吐き気などの症状が現れたら、疑ってみる必要もあるでしょう。
そこで、今回はカフェイン中毒の症状や治療法についてご紹介します。
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カフェイン中毒の主な症状!頭痛や吐き気が目立つ!
カフェインはコーヒーや紅茶などに含まれている成分で、 頭がスッキリするなどの効能があります。
仕事や勉強の合間にコーヒーを飲むとはかどるようになるのも、その覚醒作用や興奮作用によるものです。
ただし、一般的に中毒性があることが知られており、短時間で大量のカフェインを摂取すると 中毒症状が出ることがあります。
症状は体質にもよりますが、お腹の調子が悪くなったり、頭痛や吐き気を催したりすることが多いです。
その他の症状として・・・
・不安な感情が生まれる
・血圧が上昇する
・心拍数が上がってドキドキする
といったものもあります。
寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなるといわれたりしますが、睡眠障害もカフェイン中毒の症状の1つです。
また、その性質から 依存性もあるため、逆に慢性的に摂取していないと落ち着かない、頭痛がする、イライラするといったカフェイン依存症による不調が現れます。
カフェイン中毒の症状・死亡例があるって本当?
コーヒーなどの摂り過ぎで起こるカフェイン中毒ですが、これによる 死亡例というのもあります。
2017年1月には、30代男性が急性カフェイン中毒で亡くなっています。
この男性は、車の運転中に眠気覚ましの錠剤を大量に摂取してしまったため、急性中毒を起こしたものとみられています。
カフェイン中毒の致死量ははっきりとは分かっておらず、体質などの個人差も大きいとされていますが、短時間で3gほどのカフェインを摂取した場合は 死の危険があるようです。
カフェイン3gというのはコーヒーだと20杯以上分にもなりますが、栄養ドリンクや眠気覚ましの錠剤などには多量のカフェインが含まれていることがあります。
これらを摂取する時には、1日あたりの摂取量は厳守し、コーヒーをはじめとする飲料も控えなくてはいけません。
カフェイン中毒の治療法とは?
カフェインに対しては解毒作用のある薬がないので、代謝されて体の外に 排出されるのを待つというのが一般的です。
急性カフェイン中毒であれば、しばらくの間控えることで、自然と体からカフェインが抜けて症状は治まります。
重症の場合には病院で胃の洗浄を行ったり、精神的な異常が見られる時は症状を緩和する 薬の投与が必要になることもあります。
慢性症状の場合も、カフェインを含む飲料などを3~5日くらい断つことで緩和していきます。
その間に、頭痛などが起こることもありますが、徐々に体がカフェインのない状態に慣れることで中毒症状から脱することができます。
どうしても自力で断つことができない場合は、内科や心療内科などで相談してみましょう。
カフェインは身体によい作用もある一方で、摂り過ぎに気付いていない人もいますので、コーヒーなどを飲み過ぎていると感じる人は少し減らしてみるようにしましょう。
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