ピーナッツの食べ過ぎは太る?ニキビや鼻血、アレルギーも?
「ピーナッツ(落花生)」。
別名・南京豆とも呼ばれる日本では75%近くが千葉県で生産されており、少し塩味を効かせたものは根強い人気を誇っています。
おやつやおつまみなどに大活躍する名脇役といったイメージですが、食べ始めるとついつい止まらなくなる人も多いと思います。
このピーナッツですが、 「食べ過ぎると鼻血が出る!」という話を聞いた人も多いはず…。
親が子供の健康に気を配って注意していたようですが、本当のところはどうなのでしょうか?
今回は、ピーナッツの食べ過ぎによる体への影響についてご紹介します!
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ピーナッツ(落花生)の食べ過ぎは太る?ニキビが増える?
結論から申しますと、 太る可能性は十分にあります!
なぜならピーナッツの栄養素の約半分は脂質だからです。
カロリーも100g当たり580kcalほどありますので、たくさん食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまいます。
食べ始めると止まらなくなりますが、それをグッと我慢することも大切ですね。
ニキビに関してですが、ピーナッツ自体には肌に良い栄養素がたくさん含まれています。
例えば、 ビタミンB1、B6、Eなど、美肌や抗酸化作用によるアンチエイジング効果のある成分も豊富です。
では、なぜ「ニキビが増える」といわれるようになったのでしょうか…。
それは、加工される時にバターや油をたくさん使うため、それらが皮脂の分泌量を増やし、アクネ菌などの温床を作る結果を招くことから来ているようです。
俗にいう脂性の人は、塩茹でしたものや素焼きのものを食べると、ニキビが極端に増えることもないと考えられます。
ピーナッツの食べ過ぎは胃痛や胃もたれ、腹痛、下痢の原因になる?
ナッツ類全般にいえることですが、 消化にあまり良くありません。
そのため、食べ過ぎると胃腸に負担がかかり、胃痛や胃もたれを起こしたり、腹痛や下痢の原因になることも考えられます。
過剰摂取も問題ですが、よく噛んで食べるようにして下さい。
ピーナッツは腹持ちも良いため、おやつとしてたくさん咀嚼をして満腹中枢を満たしてあげれば、ダイエット効果も期待できる逸品なのです。
活性酸素を抑制する抗酸化作用もありますし、血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。
食べ過ぎに注意しておけば、 生活習慣病の改善などにも繋がりますよ!
ピーナッツの食べ過ぎでアレルギーになるって本当?
考えにくいことですが、 「稀にある」と考えて良いでしょう!
体調が優れない時、免疫力が落ちている時などには、「同じ食品を大量に摂取しない方が良い」と考えられています。
増してや、ピーナッツは重篤な症状を引き起こす「落花生アレルギー」でも有名で、そば同様に特定原材料に指定されています。
また、前述した通り消化にも良くないため、腸内の悪玉菌が増え、腸内環境が悪化することもアレルギーを引き起こす要因になり得ます。
胃腸をいたわりながら適量食べるようにして下さい。
ピーナッツの食べ過ぎで鼻血が出るって本当?
これに関しては 「医学的根拠はない!」といわれています。
何か全身性の病気を持っていれば別ですが、鼻血のほとんどは鼻中隔前方の「キーゼルバッハ部位」からの出血です。
この部分は血管が細かく集中して分布しており、鼻の孔にも近いため出血しやすくなっています。
鼻をかみ過ぎたり、いじり過ぎたり、ぶつけたりなど、粘膜や血管が傷付くことが原因ですので、ピーナッツを食べ過ぎたからといって出血することはまずありません。
子供の頃は鼻血が出やすいですが、それとは関係なく「食べ過ぎちゃダメよ!」という意味で使用されていたフレーズです。
チョコレートにも同様に使われていましたね。
いかがでしたか?
適量を摂取すると体にも良いことが証明されていますので、これを活かさない手はありませんね。
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