冬の赤ちゃんの乾燥!顔のガサガサや乾燥性湿疹の対策は?
乾燥しやすいですが、バリア機能が低い赤ちゃんはより注意が必要です。
冬は大人でも肌が
乾燥は、肌のカサカサや湿疹だけでなく、体の内側にも影響してくることがあります。
肌の保湿だけでなく、室内の環境を整えることも怠らないようにして下さい。
特に、エアコンの調節には細心の注意を払いましょう。
今回は、冬の赤ちゃんの乾燥と対策についてご紹介します!
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冬の赤ちゃんの乾燥・大人より保湿力がないの?
赤ちゃんのお肌というと、 つるつるスベスベというイメージが強いですね。
確かに、赤ちゃんのお肌はきめが細やかで綺麗ですが、バリア機能は大人よりもかなり低く、肌の水分が蒸発しやすいです。
皮脂の量も大人の半分、水分は2/3くらいしかありません。
新生児期は、胎内で蓄えてきた皮脂や水分が分泌されているのですが、 生後2ヶ月過ぎからはどんどん皮脂や水分が失われていきます。
乾燥肌が続くと外からの刺激に弱くなり、湿疹や肌荒れの原因となるので、赤ちゃんの肌は保湿ケアが欠かせません。
冬の赤ちゃんの乾燥・顔のガサガサや乾燥性湿疹の対策は?
寒気が特に強い日などは、顔がガサガサしていたり、 乾燥性湿疹を起こしていることもあります。
痛々しく感じることもありますが、まず予防することが大切です。
乾燥肌の傾向がある赤ちゃんですが、 新陳代謝は活発で汗もかきやすいです。
したがって、まずはお肌を清潔に保つことがとても大切になります。
冬でもお風呂は毎日入り、1日1回は石鹸で優しく洗うようにしましょう。
といっても、無理に皮脂を落とすような強い洗い方は極力控えて下さい。
また、寝覚めのタイミングは汗をかいているので、濡らしたガーゼなどで優しく汗を拭いてあげましょう。
その上で、保湿ケアを徹底していきます。
入浴後は、10分過ぎるとと水分がどんどん蒸発してしまいます。
タオルで水分を拭き取ったら、ワセリンや赤ちゃん用のローションなど、低刺激の保湿剤を選んでケアしてあげましょう。
特に乾燥しやすいのは、ひじやひざなどの関節、頬や首回りです。
乾燥性湿疹も厄介ですが、頬などが赤みを帯びて顔全体がガサガサして来ると 痛みに繋がることも多いです。
クリームなどを塗っても治まらず、どんどんひどくなるという時は小児科や皮膚科を受診して下さい。
もしかしたら、冬の乾燥ではなくアトピー性皮膚炎などの体質が関与している可能性もあります。
冬の赤ちゃんの乾燥・咳もサイン?エアコン管理の難しさも!
冬は室内で エアコンをつけて過ごすことも多いですね。
ただし、より空気を乾燥させてしまいます。
エアコンを使用している時は、併せて加湿も行いましょう。
肌を保湿して守ることも大切ですが、室内の環境を整えることも必要です。
室内が乾燥していると、風邪や感染症の ウイルスの繁殖力が上がり、赤ちゃんに感染してしまうこともあります。
赤ちゃんが咳をしたり、呼吸がぜーぜーしている時は、感染などがなくても室内の乾燥が原因のこともあります。
こまめな水分補給(授乳)とともに、室内の湿度を最適に保つように調整しましょう。
目安としては、 湿度50%以上となります。
赤ちゃんがいるご家庭での、冬の乾燥対策をご紹介しました。
近頃の研究では、肌の乾燥がアトピーやアレルギー体質を招くという報告もあります。
しっかり保湿して、予防してあげましょう。
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