赤ちゃんの脱水症状の見分け方!母乳やミルクを飲まない?
脱水症状には注意が必要です。
夏になると汗をかきやすいので特に日本の場合は高温多湿の日々が続きますので、こまめな水分補給を怠ることはできません。
大人はもちろんですが、赤ちゃんは内臓や汗腺も未発達ですし、その反面、代謝が活発で体温が高いため、尚更警戒しておくことが大切ですね。
また、万が一陥ったとしても、両親がしっかりと見極めて 冷静な対処ができるようにしておきましょう!
今回は、赤ちゃんの脱水症状の主な症状や見分け方、対策などもご紹介します。
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赤ちゃんの脱水症状・主な症状と見分け方!
赤ちゃんの体は 80%近くが水分でできており、そのうちの数パーセントが減っただけでも脱水症状を起こしてしまいます。
また、現れる症状にも段階がありますので、なるべく早く気付いてあげられるようにしたいですね。
決して「夏場だけ」と勝手に限定せず、見分け方のポイントを覚えておいて下さい。
軽度~中度の場合・・・
・おしっこがあまり出なくなる、回数が減る
・便秘になる
・口の周りが乾燥する
・涙目になる
・よだれの量が少ない
などが挙げられます。
さらに 重度になると・・・
・おしっこが全く出ない
・汗や涙が出ない
・皮膚に弾力がなく、カサカサしている
・目がくぼんでくる
と移行していきます。
特に注目すべきは、おしっこの量と目や皮膚の状態です。
暑いところに長時間いた際などの他、下痢や嘔吐で水分を失われた時や高熱が出た時なども、併せて注意しておくと早期発見に繋がります。
赤ちゃんの脱水症状・お風呂に入った後は要注意!
具合が悪い時はもちろんですが、元気な時でも気を付けなくてはいけない時があります。
その1つが 「お風呂上がり」です。
大人でもお風呂に入った後は水分が不足していますよね。
体が小さく、水分の割合が多い赤ちゃんなら尚更です。
入浴の前後には、しっかり水分補給をさせてあげましょう!
母乳やミルクの場合は、それだけで脱水症状の予防になります。
離乳食が始まっている場合は、水やお茶、赤ちゃん用のイオンウォーターなどの方が効果的です。
母乳やミルクを飲まないと危険?
脱水症状の1つとして、 母乳やミルクを飲まなくなるケースがあります。
水分を摂らなくてはいけないのに、それさえも難しいと心配ですよね。
どうしても母乳やミルクを嫌がるのでしたら、湯冷ましをあげてみて下さい。
経口補水液があれば、さらに効果的だと思われます。
ただし、ぐったりして元気がなかったり、いつもと違うような状態であれば病院で診てもらうのが一番です。
深刻な場合は入院して 点滴が必要なケースもありますので、見極めが最も重要です。
よく寝る子は起こして水分補給も?
基本的にぐっすり眠っている場合は、無理に起こしてまで水分補給をさせる必要はないようです。
不快を感じたら自分で起きるからです。
しかし、極端に暑い日や赤ちゃんの体調が優れない日はどうでしょうか?
睡眠時には大人でも「コップ1杯の汗をかく」といわれていますよね。
赤ちゃんはもともと体温が高く、布団を蹴ってしまうことが多いため、寝ている間も体の熱を敏感に感じ取っているようです。
そこで大量の汗をかいてしまうと、眠っていても 危険な状態に陥ることも十分考えられます。
したがって、風邪気味などで愚図っているような時は、いつもより様子を見る頻度を少しだけ上げて下さい。
夜、ママが起きてしまった時は、赤ちゃんの寝顔や体温、肌の色、汗の量などに「いつもと変化がないか?」を確認するようにして下さい。
夏場はエアコンのタイマー機能を使い、しっかり温度や湿度をコントロールしてあげることも大切です。
また、脱水症状を起こす時は「塩分」も足りていない可能性が高いです。
3ヶ月くらいから使用できる 乳幼児用経口保水液は、水分・電解質の補給に最適ですし、下痢、嘔吐、発熱がある時などにも使用できますので、常備しておくのもおすすめです。
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