ダリアの花名の由来と花言葉!色別では?結婚式にも映える花!
ダリア。
豪華で見ごたえのある花、プレゼントやレストラン、結婚式場などの装飾でも華やかなので人気がある花です。
ところで、ダリアの花言葉をご存じでしょうか?
実は、おめでたい席には似つかわしくないものもあるようです。
大切な人に贈る際には気を付けておいた方が良いでしょう!
今回は、ダリアの花名の由来や花言葉をご紹介します。
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ダリアの花名の由来!和名は?
ダリアは、英名 「Dahlia」と書きます。
この花名は、スペインにあるマドリード植物園の園長だったスウェーデン人の植物学者、アンデシュ・ダール氏にちなんで付けられたといいます。
ダリアの元となる種の花が、メキシコの植物園からマドリード植物園に贈られたことに由来します。
和名では、 「天竺牡丹(てんじくぼたん)」と呼び、見た目がボタンの花に似ていることから名付けられています。
天竺といえば、「西遊記」にも登場するよう昔のインドを指す言葉です。
1842年、ダリアがオランダから長崎に初めて持ち込まれた時代、遠い異国の地から渡来した珍しいものに天竺という名称を付けることが多かったといわれています。
まるでインドからありがたいお経が届いたかのような話ですね。
ダリアの花言葉と由来!色別では?
ダリアの 花言葉は・・・
といったものがあります。
華麗や優雅、気品といった言葉は、ダリアのその美しい見た目から来ています。
感謝は、フランス革命の際にダリアが流行していましたが、その時の労いの言葉として「感謝」という言葉が使われたのが由来となっています。
色別の花言葉は・・・
・赤:栄華・華麗
・黄:優美・栄華
・白:感謝・豊かな愛情
とされています。
注意しておきたいのは、ダリアには「移り気」「裏切り」「不安定」といったネガティブな花言葉もあります。
これらは、ナポレオン・ボナパルトの皇后であった ジョセフィーヌの話から来ています。
ジョセフィーヌは美しく気品のあるダリアの花をとても愛していて、自分だけで独占して育てていました。
しかし、それを見ていた侍女がジョセフィーヌの育てていたダリアの球根をこっそり盗み出し、自分の庭で育て始めました。
そのことを知ったジョセフィーヌは、たったそれだけのことですっかりダリアに飽きてしまったといわれています。
この話から「移り気」「裏切り」といった意味を持たせたようです。
ダリアは結婚式のブーケなどに使えるの?
見た目も美しいので、実際、 結婚式のブーケや装飾でもよく使用されています。
ネガティブな花言葉も持ち合わせていますが、ブーケを作る人、使用する花嫁さんがどういう気持ちを込めて使うかが大切なので、使用できないというわけではありません。
ただし、ダリアの花を花嫁さんにプレゼントする時などは、ポジティブな意味の花言葉を添えたメッセージを一緒に渡しましょう。
誕生日や記念のプレゼントに選ぶ時も同様です。
「移り気」や「裏切り」などは、結婚生活の破綻を招くような言葉なので、ちょっと扱いが難しい印象もありますね。
ダリアの特徴
ダリアは メキシコ原産とされ、メキシコの国花にも指定されています。
キク科ダリア属の花で、開花は初夏~秋頃と比較的幅広いです。
ただし、真夏の暑い時期には開花しにくいため、5月~7月、9月~11月くらいが最盛期となっています。
キク科の花は日本では慶事や弔事の際に良く使用されます。
ダリア自体はとてもゴージャスなイメージなので、結婚式を華やかにしてくれること間違いないですね。
もし披露宴などで見かけたら、花言葉を思い出して下さいね。
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