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山芋の栄養成分・効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?

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山芋の栄養成分・効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は? | なるほど情報マガジンとろろにしたり、酢のものにしたり、炒めたりしてもおいしい 山芋

子供から大人まで好きな人も多いのではないでしょうか。

 

山芋は滋養強壮に優れているイメージがありますが、どんな栄養成分が含まれているのかご存知ですか?

じつは、ビタミン、ミネラルの他、食物繊維や消化酵素なども豊富に含まれており、健康維持効果も高い食材です。

 

そこで今回は、山芋の主な栄養成分と効能・効果についてご説明します。

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山芋の栄養成分とカロリーは?

山芋は 「山の芋」と呼ばれることもあります。

今では栽培されているものが多く出回っていますが、自然に生息しているものは「自然薯」と呼ばれ珍重されていますね。

 

他にも「大和芋」や「長芋」などがありますが、厳密にいえば、これらはまた別の品種ということになります。

 

山芋類に共通して含まれている栄養素として、消化酵素の 「アミラーゼ」と粘り成分の 「ムチン」があります。

また、手で触ると痒みを引き起こす「シュウ酸カルシウム」や、コリン、サポニン、ジオスコランなど、あまり聞き慣れない成分も含まれています。

 

もちろん、ビタミンB1、Cといったビタミン類、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラル分に加え、食物繊維も豊富です。

 

じつに様々な栄養成分が含まれていますが、中でも健康維持効果が高く、注目すべき成分が
「アミラーゼ」「ムチン」「コリン」です。

 

山芋のカロリーは100g当たり 120cal程です。

芋類では、じゃがいもより高く、さつまいもより少ない程度ですが、野菜全体ではかなりの高カロリーになってしまいます。

 

 

山芋の効果・効能は?

アミラーゼは消化酵素ですので、 糖質の消化吸収を促進する働きがあります。

 

糖質は私たちの1番のエネルギー源ですから、疲労や体力の低下などにとくに効能を示します。

大根などにも含まれている成分ですが、山芋の場合、その3倍の量にもなります。

 

消化酵素の働きは火を通すと弱くなってしまうため、生で食べるのがおすすめですが、とろろをご飯にかけるだけでなく、味噌汁の仕上げに入れても美味しくいただけます。

 

また、オクラなどにも含まれる粘り成分のムチンは、 タンパク質の消化吸収を促進し、さらに胃の粘膜を保護する働きや整腸作用もあります。

ですから、胃腸が弱っている時などには非常に有効とされ、それにより体内の疲労回復を図ることができるのです。

 

山芋の効能に「滋養強壮」がありますが、まずは体内の消化器官を正常化させ、本来私たちが持っている「内なる力」を発揮させる効力があるようです。

 

じつは、このムチンの正体は 「水溶性の食物繊維」です。

これは、目や鼻や口の粘膜にも含まれている成分で、抗ウイルス作用があるため、風邪などの感染症予防などにも効能を持っています。

 

さらに、腎機能や肝機能をアップさせたり、腸内環境を整えることで免疫力を向上させたりする働きも注目されています。

 

コリンは、脳や循環器系への効能が注目されている栄養素で、認知症の改善、高血圧の予防、血糖値の上昇を抑える、コレルテロール値を抑える効果が期待できます。

もともと細胞膜を構成したり、傷付いた細胞膜を修復するのに必要不可欠な成分でもあります。

 

このように山芋を食べるだけで、消化器系や循環器系、脳の機能まで良い影響があり、食欲のない時などにはぜひおすすめしたい食材です。

 

 

山芋は妊婦さんにもおすすめ!

栄養素だけを見ると、妊婦さんに良さそうなのは「食物繊維やカリウムくらいかな?」と思われがちですが、決してそうではありません。

 

便秘やむくみの解消だけでなく、疲労回復や免疫力アップの働きは妊婦さんにとっても嬉しいことですよね。

妊娠糖尿病などを予防できる効果なども指摘されていますよ!

 

また、食欲がない時でも食べやすく、栄養たっぷりなので「つわり」の時期にも良さそうです。

その他、ビタミン、ミネラルは胎児の健康にも影響しますので、なるべく摂取するようにしましょう!

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