臭豆腐とはどんな臭い?作り方・栄養も!食べて多臓器不全に?
世界には、臭いが強烈なのに美味しいとされている食べ物がたくさんあります。
台湾の名物である 「臭豆腐」もその1つです。
現地の屋台街などを歩いていると、何ともいえないアンモニア臭が漂ってくることがありますが、これは臭豆腐の臭いです。
せっかく旅行に来たのならチャレンジしたいと思っても、なかなか勇気が出ません。
そこで、今回は臭豆腐の臭いや作り方、栄養面についてご紹介します。
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臭豆腐とはどんな臭い?
臭豆腐とは、 台湾や 華南地域などの一部中国の名物料理です。
もちろん、美味しいといって地元では受け入れられているのですが、旅行者たちがチャレンジするに当たってはその強烈な臭いが壁になっています。
どんな臭いなのかという表現は様々ですが、「不潔なトイレの臭い」「歯磨きを数週間くらいしなかったときの口臭」などと、食べたことのある人が表現しています。
臭いのレベルとしては、日本の食べ物の代表である納豆と同等だそうですが、その種類としてはアンモニア臭なので、不快感も強くあるようです。
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臭豆腐の作り方とは?
臭豆腐は、その名の通り 豆腐料理の1つです。
原料はもちろん豆腐で、臭いの元にもなっている発酵液に漬けて作られています。
この発酵液は植物性のもので、もともとは野菜などと一緒に豆腐を漬け込んで発酵させていたものでした。
ただ、発酵の管理などが難しいため、市場などで売られているものは植物汁と石灰などをブレンドし、 納豆菌や 酪農菌を混ぜて発酵させた発酵液が使われています。
作り方は簡単で、その発酵液に一晩程度漬け込んで取り出したら完成です。
豆腐の表面のタンパク質が、発酵によって分解されアミノ酸に変化し、旨みと臭いが強くなるのです。
生で食べたり、焼いたり揚げたりして食べられています。
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臭豆腐の栄養とは?
臭豆腐は発酵食品であるので、 健康食品として認知されています。
発酵液に使われる酪農菌によってオリゴ糖が生成され、腸内環境を高める働きをしてくれます。
植物性の乳酸菌も多く、 認知症予防にも効果があるといわれています。
また、豆腐が原料ですので大豆イソフラボンも豊富で、女性のホルモンバランスを整える働きなどもあります。
発酵によって腸内での消化吸収が高まるので、栄養が身体に吸収されやすくなっているのも特徴です。
臭豆腐を食べて多臓器不全になった人がいる?
栄養も満点の臭豆腐ですが、実は 発酵の管理がとても難しいといわれています。
一部のお店では、発酵液に汚物などを混ぜて臭豆腐の臭いを再現した、劣悪な商品も出ているそうです。
それを食べてしまった人が 多臓器不全になったということが、以前ニュースで取り上げられていました。
きちんと衛生管理されているお店で食べれば栄養価の高い食べ物ですので、チャレンジするときはお店をしっかり選んでトライしましょう。
臭豆腐についてご紹介しました。
日本人はもともと、豆腐料理には馴染みがあるので、一度は食べてみてほしいですね。
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