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脳卒中とは?脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の症状や原因の違い!

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脳卒中とは?脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の症状や原因の違い!近年、日本人の国民病のひとつである 脳卒中は、死亡数が年々減る傾向にあります。

 

もちろん医療技術の進化もありますが、私たち個人個人の健康志向が高まり、メタボや高血圧対策など生活習慣病の改善に力を注ぐ人が増えたからと考えられます。

 

しかし、まだまだ油断のできない病気のひとつであることには変わりません。

 

ところで、一般的に脳卒中と呼ばれる 「脳出血」「くも膜下出血」「脳梗塞」の違いをご存じでしょうか?

主な症状や原因なども気になるところですね。

 

そこで、今回は脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の違いについてご紹介します。

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そもそも脳卒中とはどんな病気?

実は、「脳卒中」という言葉は一般的な用語であり、医学用語ではありません。

正式には 「脳血管障害」といいます。

 

この「脳血管障害」の代表的は病気の中に、「脳出血」「くも膜下出血」「脳梗塞」があるのです。

 

昔は、脳卒中の卒は卒倒(そっとう=突然倒れる)の 「突然に」の意味で使用され、中は中毒(毒にあたる)の 中る(あたる)という意味で使われていました。

 

そのために、脳卒中とは、毒のようなものなど、突然に何かにあたったようになる(倒れる)イメージを持っていたのです。

 

これは中国から渡ってきた言葉ですが、西暦760年の日本の書物にすでに見られますから、この病気は日本でも長い歴史をもっていることがわかります。

 

ということは、近代医学が発展する前から、人々は卒中という病気があることをある程度理解していたと思われます。

 

現在は、脳の血管が詰まったり、破れたりすることで起こる病気であることがわかっています。

 

また、脳血管障害は、脳ドックなどの検査でしばしば行われる、CTやMRIなどで偶然発見されるものも含んでいます。

 

 

脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の症状の違いは?

◎脳出血の症状
脳出血とは、脳の中の細い動脈が破れる病気で様々な種類があります。

 

脳出血全般の症状としては、頭痛、めまい、ふらつき、手足の痺れ、嘔気、嘔吐、ろれつが回らない、いびき、肩こり等が前兆なく現れる傾向にあります。

この時点で処置をすれば「早期発見早期治療」となりますが、見逃してしまうと症状は進行します。

 

その場合、脳出血は特徴的な症状を示す事が多く、それらを総称して 「FAS」と扱っています。

このFASとは・・・

・顔が歪んだり、顔の片側が下がる(Face)
・片腕が上手く動かない(Arm)
・上手く話せなかったり、ろれつが回らない(Speech)

のそれぞれ頭文字を合わせたもので、これらが発現した場合は緊急性を要します。

是非覚えておいて下さい。

 

◎くも膜下出血の症状
くも膜下出血とは、脳の表面を走る大きな動脈にできたこぶが破れる病気をいいます。

 

症状としては・・・

・急な激しい頭痛(くび筋から後頭部にかけて、ふつうとは違う激しい痛み)
・くびのうしろが固くなる項部硬直
・意識障害(意識不明)や、重症の場合には昏睡状態
・頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)

などが起きるのがこの病気の特徴です。

 

この前兆となるのが、 脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)です。

脳童脈瘤は、脳内部の血管に発生するふくれた部分(こぶのようなもの)のことです。

 

このこぶが破裂すると、出血は脳の表面であるくも膜下に溢れるため、その出血量が多ければ多いほど脳が圧迫され、脳が壊されていくことになります。

そして、大きな脳内出血が起こることもあります。

 

高血圧動脈硬化(どうみゃくこうか)、家族に同じ症状の人がいるなどの因果関係が指摘されていますが、要因が不明なことが多いです。

 

脳動脈瘤だけで症状が現れることはまれですが、大きくなると神経組織を圧迫して何らかの異常われることもあるといわれています。

 

◎脳梗塞の症状
脳梗塞は血管が破れる他の2つとは違い、「血管が詰まってしまい、脳のある領域に血液が行かなくなり、その部分(脳細胞)が死んでしまって障害が出る」という病気です。

 

最も多い症状は・・・

・体の右半身か、もしくは左半身かに力が入らなくなるような運動麻痺
・言葉の症状(ろれつが回りにくくなる症状(構音障害)、言葉を理解できなくなったり、言いたいことが言えなくなったりする症状(失語)
・歩けなくなる
・意識が低下する
・体の半分のしびれなどの感覚障害
・めまいや吐き気・おう吐
・片目や視野の半分が見えにくくなる

などがあります。

 

こうした症状のうち、一つだけが出現することもありますし、いくつか症状が重複して出る場合もありますから注意が必要です。

当然治療が遅れたりすると、死亡したり、命が助かっても 後遺症が残ったりすることがあります。

 

脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の原因の違いは?

◎脳出血の原因
脳出血には様々な分類がありますが、その分類を問わず、発症の70%は 高血圧が原因であるようです。

その他の原因としては、出血性素因(血が固まりにくいこと)や動脈硬化などが危険因子になります。

 

また、脳血管の奇形、抗血小板薬等の投薬、血管の疾患などがあり、ごく稀に白血病から脳出血が発症することもあるようです。

 

◎くも膜下出血の原因
脳の表面の太い血管に動脈瘤ができて、それが破裂し、脳を包む3枚の膜(外から硬膜、くも膜、難膜)のうち、くも膜と軟膜の間(くも膜の下)に出血が起こるのがくも膜下出血です。

 

くも膜下出血は、 動脈瘤の存在と 高血圧が最も強い危険因子です。

そして、脳の血管のふくらみである「脳動脈瘤」の破裂によっておこることがほとんどです。

 

◎脳梗塞の原因
いちばん数の多い脳梗塞の原因はさまざまです。

高血圧や加齢のほかに糖尿病、心臓病、脂質異常症、ストレス、脱水、炎症、血液凝固系の異常(血が固まりやすいこと)や遺伝等が代表的です。

 

また、肥満や喫煙、多量飲酒など 生活習慣の乱れによって発症することもあります。

 

 

脳卒中を引き起こさないためには?

脳卒中(脳出血やくも膜下出血、脳梗塞等)は、すべて、脳の血管がダメージを受けて弱くなり、トラブルを引き起こすことから発症します。

 

脳卒中予防の最も大切なことは・・・

・血圧の管理
・糖尿病や脂質異常症など、血管に悪い影響を及ぼすような因子の管理

が挙げられます。

 

これは、日常の生活習慣で予防が可能です。

特に、このような要因を持っている人は、脳卒中を引き起こさないためにも、日常的にしっかりと各自でコントロールしていくことが大切です。

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