お弁当を日持ちさせる作り方や詰め方!おかず選びや保冷バッグでの対策
手作りのお弁当を持っていく時、時間が経っても大丈夫なのか心配になりますよね。
学校や職場などに
なるべく日持ちさせるには、おかずの選び方や詰め方、持ち運び方などにポイントがあります。
特に、梅雨や夏になると食中毒などの心配も出てきます。
子どもの遠足などに持たせる場合も、なるべく安全安心を心掛けたいですね。
そこで、今回はお弁当を日持ちさせる方法をテーマにご説明します。
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コンテンツ
そもそも手作りお弁当の日持ちは?夏と冬では?
手作りのお弁当の消費期限はどのくらいなのでしょうか?
気温や湿度、入っているおかずなどによっても異なりますが、常温で保存することを考えると数時間から1日程度です。
冬の寒い時期であれば、1日程度は日持ちするかもしれません。
しかし、夏場は暑いところに置いておくと、ほんの数時間でダメになってしまう可能性も高いので注意が必要です。
作り方などにもコツがありますが、まずはなるべく 涼しい所に置くようにすることが大切です。
コンビニのお弁当の方が若干日持ちはよくなりますが、基本的には大差はありませんので、購入したものも十分配慮しておきましょう。
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手作りお弁当で日持ちする・しないおかずは?
基本的に、日持ちする食材は高温で調理しているものや水分が少ないものです。
高温で調理していると、殺菌されているため雑菌が繁殖しにくいです。
逆に、ポテトサラダなど具材に生ものが含まれるおかずは、あまり日持ちせず足が早いといえます。
また、水分が多い食材を詰めると、腐敗の原因に繋がりやすいため、手作りお弁当でのおかず選びは重要です。
日持ちするおかずとしては・・・
・豚肉のソーセージ
・加熱したウィンナー
・きんぴらごぼう
・炒め物
・卵焼き
・焼きそば
などです。
また、梅干しを入れると殺菌効果が期待できるとよくいわれていますね。
ただし、最近の梅干しは塩分が少なく、日持ちしないものも多いです。
なるべく昔ながらの塩分の強い梅干しを入れましょう。
日持ちしないおかずは・・・
・きゅうり
・大根
・魚肉ソーセージ
・ゆで卵(特に半熟はNG)
・おひたし
・コロッケ
・ポテトサラダ
・プチトマト
などです。
肉じゃがなどの煮物の場合、汁があると日持ちが悪くなるため、汁をしっかり切ってから詰めるようにください。
そもそもジャガイモ自体が日持ちが悪く、カレー専門店などでも使用を控えているくらいですので、実はお弁当のおかずにポテトサラダは向いていないのです。
その他、スパゲッティーなども、水分が多いと腐りやすいです。
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お弁当を日持ちさせるための作り方や詰め方のコツは?
お弁当をなるべく日持ちさせるためには、作り方やおかずなどの詰め方も重要になってきます。
手で触るとどうしても雑菌が入ってしまうので、手袋をするか、菜箸を使いましょう。
お弁当箱に詰める前に、お酢で濡らしたキッチンペーパーで拭くとよいです。
おかず選びは加熱調理したものを中心に考えましょう。
また、おかずを熱いまま入れると、冷めた時に水分が出てしまうので腐りやすくなります。
さらに、粗熱が取れていても、蓋をすると水分が出てしまいます。
一度冷蔵庫に入れてしっかり冷ましてから蓋をするのがおすすめです。
その他、食材が重なり合うと腐りやすくなるため、お弁当用のカップやアルミなどを使って食材同士が重ならないように詰めましょう。
冷凍食品や作り置きしたおかずを冷凍のまま入れておくと、保冷剤代わりにもなりますよ。
食べる頃には解凍できていますので、問題はありません。
このように作り方や詰め方などでも、日持ちさせることができるようになります。
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子供の遠足や仕事に持たせる時の対策は?
遠足や外回りの仕事などの場合、常温で持ち歩く時間が多いので、さらに日持ちさせる工夫が必要です。
スポーツ系の部活をされているお子さんがいる場合も同様ですね。
保冷バッグに入れて、保冷剤や凍らせたペットボトルを入れておくと温度も上がりにくいです。
夏の時期などは、お弁当の上に載せる抗菌シートやワサビシート、真空式のお弁当箱を使うといった方法もおすすめです。
毎日お弁当箱をしっかり洗って乾燥させたり、ランチバッグなどで対策するとよいでしょう。
ちょっとした工夫で安心して食べられるようになりますので、ぜひ考慮してみてください。
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