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世界のバジルの種類と名前の由来!和名では?主な利用法は?

バジル 種類

世界のバジルの種類と名前の由来!和名では?主な利用法は? | なるほど情報マガジンピザやパスタなどの料理には欠かせないハーブの バジル

日本でも決して珍しい食材ではありませんね。

 

シソ科の植物ですので、大葉などの仲間で独特の香りがあります。

食用になっていないものも含めると本当に品種が多く、世界中で育てられているハーブの1つといわれています。

 

そこで、今回は世界のバジルの種類や名前の由来、和名、主な利用法などをご紹介します!

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バジルの種類・世界でどのくらいある?

バジルは、インドや東南アジアなどの 熱帯地域を中心に栽培されています。

園芸品種だけでも150種類以上もあり、食用や薬用としても利用されています。

 

最も有名なのは、食用としても流通している 「スイートバジル」ですね。

イタリア料理でよく使われていて、乾燥させたドライバジルでも主流となっています。

 

また、近い品種の「ブッシュバジル」も食用に利用されており、葉の形も香りもよく似ています。

 

他にも、レモンやシナモンに似た香りを持つ品種に 「レモンバジル」「シナモンバジル」というものもありますが、よく知られている種類に挙げられるようです。

タイ料理によく使われる「ホーリーバジル」は、ヒンドゥー教では聖なる植物とされる品種です。

 

 

バジルという名前の由来は?和名では?

バジルは、原産が インドのハーブです。

イタリア料理のイメージが強いですが、タイ料理やベトナム料理などの東南アジアでも豊富に利用されています。

 

紀元前2000年頃にヨーロッパに伝わり、その後アメリカに伝わったのは17世紀頃です。

英名のBasilは、 「王」を意味するギリシャ語の バレジウスが由来となっています。

 

イタリア語ではバジリコとも呼ばれていますが、一般的にはスイートバジルのことを指しています。

 

日本に渡来したのは江戸時代で、和名は目箒(メボウキ)といいます。

目箒という名前は、バジルの種を水に浸してゼリー状にし、 目薬として使用していたことに由来します。

当時は、目に入った悪い細菌などを掃除してくれる存在として扱われていたのかもしれませんね。

 

 

バジルの主な利用法は?

バジルは トマトとの相性が良く、サラダやピザ、パスタ、スープなど様々な料理に使用されます。

ハーブとして食用されるのは主に葉の部分です。

 

イタリアジェノバ地方で作られる ジェノベーゼは、スイートバジルの葉をペースト状にして作られ、これをパスタやピザのソースとして利用します。

 

 
トマトとモッツレラチーズを重ねて作るカプレーゼにもバジルは欠かせません。

 

また、種子の方は漢方などにも取り入れられており、日本に渡来した時も漢方薬としてやってきました。

 

種子には グルコマンナンが豊富に含まれるので、水に浸すと膨らみゼリー状になります。

食物繊維も豊富なため、ダイエット補助食品としての利用法があります。

 

東南アジアでは、この種子を水に浸してゼリー状にしたものをデザートとして食べることもあるそうです。

その他、独特の香りがあることから、虫除けとしての利用法もあります。

 

バジルの種類や名前の由来を紹介しました。

プランターでも簡単に育てられるハーブですので、自宅で栽培して料理に活用すると、普段の食事がワンランクアップしそうですね。

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