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うなぎの種類!世界と日本では?食用とされているのは?

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うなぎの種類!世界と日本では?食用とされているのは? | なるほど情報マガジン夏バテ防止や疲労回復などにもなる うなぎ

毎年、夏の土用の丑の日には欠かせない風物詩となっています。

 

産地によって値段も異なり、国産にこだわる人もいますよね。

 

また、産地だけでなく、食用にされている 種類にも違いがあるというのをご存知ですか?

一括りにしてしまうことが多いですが、いくつかに分類されています。

 

そこで、今回は世界や日本に生息しているうなぎの種類についてご紹介します!

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うなぎの種類・世界にどのくらいいる?

世界には 19種類のうなぎがいます。

太平洋に13種、インド洋に6種、両方にまたがるものが2種です。

 

ただし、正確には16種類のうなぎが生息していると考えられており、あとはそれに近い亜種が3種類といわれています。

もちろん世界の至る所で食用として珍重されているものも多いです。

 

さらに、最近フィリピンで新種が発見されたという話もあります。

 

ちなみに、うなぎの語源は「身が長い」から「ム・ナギ」へ転訛し、最終的に「うなぎ」へと転訛したようです。

もともと「ナギ」というのは、体の長い ヘビ類を指していたといわれています。

 

 

うなぎの種類・日本にはどのくらいいる?

日本の天然種は2種類で、 「ニホンウナギ」「オオウナギ」のみです。

さらに放流によってヨーロッパ種が確認されることもあるようです。

 

ニホンウナギは北海道中部より南に分布しています。

「日本」という名前が付いていますが、中国河川の方が多いといわれており、ベトナム北部や台湾、南西諸島などにも生息しています。

 

つまり「ニホンウナギ」として販売されていても、国産のうなぎとは限らないので注意してくださいね。

 

今では、分類上「ニホンウナギ」とされていますが、昭和初期まではさらに何十種類にも分けて値段を付けていたようです。

産地や色、模様などによって呼び名も異なっていたとされています。

 

形に特徴がある場合、「クチボド」「トビ」などの名前も付けられていました。

今ではあまり使われていないようですが、同じ種類のうなぎでも個体差があったようです。
 
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うなぎの種類・食用とされているのは?

現在、食用とされているうなぎの種類は・・・

・ニホンウナギ
・ヨーロッパウナギ
・ビカーナ種
・ロストラータ種
・タスマニアウナギ

だけになります。

 

日本では、昔から主に ニホンウナギ、ヨーロッパウナギを食用としていたようです。

この2種の見た目は違いますが、かば焼きにしてしまうとプロでも見分けがつかないといいます。

 

また、最近注目されているのがビカーナ(ビカーラ)種で、フィリピンやインドネシアに生息していてずんぐりむっくりした体系が特徴です。

 

食感は肉厚で弾力がありますが、人によって好き嫌いが分かれるようです。

値段にして1尾 980円ほどと安価なのが魅力的で、現在日本で養殖の研究も進められています。

 

さらに、二ホンウナギの値段が高騰しているため、オオウナギを食用にする試みも始まっているようです。

泥臭いので今まで食べられていなかったのですが、養殖技術で美味しく食べられるようになるかもしれませんね。

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