アメリカザリガニを青くする方法!食用ガエルの餌として輸入された?
アメリカザリガニといえば、赤いイメージがありますよね。
ですが、育て方によっては青くすることもできます。
以前は1匹数万円で売られていたこともあるほど、青いものは人気があります。
元々青い品種なども今は出回っていますが、赤いものを青くすることもできるんですよ。
そこで、今回はアメリカザリガニを青くする方法などをご紹介します!
コンテンツ
アメリカザリガニを青くするには?
アメリカザリガニの体内を循環している 血液は、実は赤ではなく青いといわれています。
それでも体が赤いのは、普段食べているものの中に、赤い色素の原料となる色素カロチンという成分が含まれているからです。
これを取り込んで体内で アスタキサンチンを生成しているので、殻が赤くなるといわれているのです。
反対に青くしたいのなら、赤い色素が含まれる餌を与えなければいいのです。
以前テレビで、アメリカザリガニにサバだけをあげると青くなるということが紹介されていました。
サバやアジには赤色の元になる色素は含まれていないため、段々体が青くなっていきます。
ただし、本来の赤色ではなく青くなるということは、アメリカザリガニにとっては栄養失調の状態です。
脱皮に失敗したり、弱っていったりしてしまう可能性があるので、週に1度程度は他の餌をあげてコントロールしましょう。
また、大きなアメリカザリガニに色素のない餌を与えても、もう脱皮をしないので色が変わりにくいです。
小さめのものほど色が変わる可能性が高いので、体調3cm程度のものがベストです。
ただし、栄養失調気味になるのは可哀想な気もしますね。
アメリカザリガニは食用ガエルの餌として輸入された?
今は全国各地でみられるアメリカザリガニですが、元々は 食用ガエルの餌としてアメリカのニューオリンズから輸入されました。
神奈川県にあった食用ガエルの養殖会社が輸入をしたのですが、そこから逃げ出し、全国の水田などで急速に繁殖していったそうです。
逃げ出したものがこんなに増えるなんてびっくりですよね。
アメリカザリガニは食べられる?
アメリカザリガニは特に毒などがあるわけでもなく、食べることができます。
エビと同じように調理して食べることができるのです。
ただし、川に生息しているものを捕まえてきて食べるには、かなり手間がかかります。
まずは 砂抜きをし、衛生面を考えて加熱調理します。
甲羅もあるので剥かなくてはいけませんし、可食部も少ないです。
それでいて食感はパサパサなので、手間をかけて食べるよりも他のエビを食べたほうがいいということのようです。
ですから、日本の食卓やお店にはあまり出回っていないのです。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。