2017年の土用の丑の日の日程は?夏に鰻を食べる理由とは?
鰻を食べる習慣が根強いですよね!
土用の丑の日といえば、毎年日付が変わるので、直前になるまでわからないことも多いかもしれません。
関東風や関西風で蒲焼きなどの調理法が変わりますが、いずれにしても夏バテを防止する上に、高級食材であることには変わりありません。
そこで、今回は2017年土用の丑の日の日程をご紹介します。
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それにしてもなぜ鰻を食べる習慣が生まれたのでしょうか…。
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2017年の土用の丑の日の日程は?
土用の丑の日は1年に1日しかないと思っている人もいれませんが、実は 年に数回あります。
鰻を食べるのは夏ですが、土用の丑の日は春夏秋冬それぞれにあるのです。
季節ごとにあるのに目立った行事として残っているのは1回だけというのは、なんだか 節分に似ているような気もしますね。
2017年の土用の丑の日の日程(夏以外)は・・・
春:4月20日(木)、5月2日(火)
秋:10月29日(日)
です。
春は2回もあるんですね!
そもそも土用というのは、立春、立夏、立秋、立冬より前の約18日間のことを指しています。
その中で丑の日というのは、十二支に基づき、日付を数えるのにも使われているのです。
つまり、12日周期で丑の日がやってくることになります。
18日間の中で12日周期でやってくるので、季節によっては2回あることもある、という訳なのです。
さて、土用の丑の日の仕組みが分かったところで、肝心の2017年の夏はいつになるのでしょうか。
2017年の夏の土用の丑の日はいつ?
夏の土用は 立秋の前の18日間です。
2017年の立秋は8月7日ですので、7月20日から8月6日までということになります。
この中で丑の日は・・・
・8月6日(日)
の2日あります。
1回目を一の丑、2回目を二の丑といいます。
予定に入れておきましょう!
鰻の蒲焼の作り方!関東と関西の違い!団扇であおぐ理由は?
土用の丑の日に鰻を食べる理由!「う」のつくものを食べることに由来!
もともと、丑の日には 「う」のつくものを食べると縁起がいいといわれていたそうです。
「うし」の日だからなのか、梅干やうどん、瓜などが食べられていたようです。
なぜ「う」のつくものがいいということになったのかの由来は不明です。
しかし、なぜ鰻になったのかには理由がありますよ。
鰻の旬は、実は夏ではなく冬になります。
旬ではない夏は鰻が売れないので、当然鰻屋さんが困っていたそうです。
そこで、蘭学者の 平賀源内に相談すると、「本日土用の丑の日」という看板を出すようにアドバイスされたらしいのです。
実際に看板を出してみると、その鰻屋さんは大繁盛!
それを見た他のお店も真似をするようになって、広まっていったのです。
平賀源内の頭の中では「う」のつくものと鰻が重なったのでしょうね。
広まったのは単なる戦略でしたが、鰻はビタミンAをはじめ、B1、B2、D、Eの他、鉄分、カルシウムなどが豊富なので疲労回復効果が高く、夏バテ防止にぴったりな食材です。
ですから、栄養学的にも理にかなっており、その後も習慣として残ったのでしょう。
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