茗荷の主な栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?
茗荷。
冷奴やそうめん、納豆などの薬味に美味しい
ピリッとしたアクセントがたまらないですよね。
苦手な人もいますが、好きな人も多いと思います。
薬味として使われることが多いので、あまり 栄養価など気にしていないかもしれませんが、実は栄養たっぷりで健康維持効果も優れているのです。
そこで、今回は茗荷の主な栄養成分と効果・効能・カロリーについてご紹介します。
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茗荷の主な栄養成分とカロリーは?
茗荷には、ビタミンB1、B2、C、葉酸などの ビタミン類や、カリウム、カルシウム、リン、鉄などの ミネラルが豊富に含まれています。
ビタミンやミネラルは私たちにとって必要な栄養素ですが、不足しがちなこともあり、茗荷で補えるのは嬉しいですね。
また、独特の香りの正体は 「α‐ピネン」という成分ですが、こちらも優れた効果・効能を持っています。
気になるカロリーは、100gあたり12kcalと低いので、ダイエット中でも気にせず取り入れることができますね。
ただし、甘酢漬けにすると100gで52kcalまで上昇してしまいます。
カロリーを気にする場合は調理法にも気を付けましょう。
茗荷の効果・効能は?
昔から 「茗荷を食べると馬鹿になる」「物忘れをする」といわれているのをご存知ですか?
もちろん、これは全くの迷信です。
クセの強い食べ物なので、食べ過ぎては体に毒になると考えられていたため、食べ過ぎないようにこのようなことを言いふらしたという説もあります。
根拠のないものなので気にしなくて大丈夫です。
むしろ、その逆なのです。
茗荷の香り成分のα-ピネンは、 大脳皮質に働きかけて頭をシャキッとさせてくれる効果があるといわれています。
暑さでボーっとしている時にはありがたい存在です。
α-ピネンには他にも、血行促進作用や胃腸を整える働きもあります。
さらに、カリウムが豊富なので、むくみや血圧の上昇に効能を示しますし、鉄分は貧血予防に、カルシウムは骨粗鬆症の予防に繋がります。
ビタミンB群は疲労回復効果も期待できますよ。
とはいえ、茗荷を食べる量はそれほど多くありませんので、劇的に効能を感じるものではありませんが、少しずつ トッピングに加えていくとよいでしょう。
茗荷の栄養・妊婦さんとの相性は?
むくみ解消効果のある カリウムや、妊婦さんに必要な 葉酸などを含んでいるので、相性は良さそうなそうな感じがしますね。
ですが、実は注意しなくてはいけない食材でもあるのです。
それは茗荷の苦み成分が胃腸の働きを弱めて、栄養の吸収を妨げてしまうのです。
ですから、そのまま食べしまうとよくありません。
アク抜きをすれば問題なく食べることができますよ。
アク抜きの方法はとても簡単で、刻んだ後に水にさらすだけでOKです。
さらしすぎると香りや歯ごたえが変わってしまうので10秒ほどで十分です。
妊婦さんに限らず、アク抜きをしてから食べるようにするといいですね。
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