PM2.5とPM0.1の違い!マスクや空気清浄機で防げる?
健康被害が心配されていますよね。
中国から飛んでくるPM2.5による春になるとさらに濃度が高まり、歩いているだけでくしゃみが止まらないという人も出てきます。
また、最近はPM0.1による影響も心配されています。
こちらの方が粒子が小さいので吸い込みやすいといわれていますが、他に何か 違いがあるのでしょうか。
そして、この細かい粒子を防ぐ手段はあるのでしょうか。
そこで、今回はPM2.5とPM0.1の違いや、主な対策についてご紹介します。
Sponsored Link
コンテンツ
PM2.5とPM0.1の違いとは?大きさのみ?
PM2.5の「2.5」というのは 大きさを表しています。
PMというのは「粒子状物質」の英語の頭文字を取ったもので、2.5は2.5マイクロメートルという単位を表しています。
1マイクロメートルというのは1mmの1000分の1です。
どれだけ小さいか、わかるようでわかりませんが、すごく小さいということはわかりますよね。
2.5だけでもそれだけ小さいのですが、PM0.1はさらに 1/25の大きさということになります。
PM2.5、0.1は粒子の大きさを表しているもので、成分の定義はありません。
ですから違いは大きさだけになります。
ちなみに、PMには有害なのも含まれますが、昔から空気中に存在していたものも含まれます。
なぜ最近問題になったのかというと、ナノテクノロジーが進化し、10年前にはなかったものが ナノ粒子化されているからです。
マスクのつけ方・はずし方・捨て方!種類別に防げる微粒子は?
PM2.5やPM0.1による健康被害は?
粒子が小さく、 肺の奥まで入り込んでしまうことが問題視されています。
とくにPM0.1は2.5よりもさらに小さいので、非常に危険ですよね。
喉の痛みや咳、鼻炎、結膜炎などの症状はすぐに出る人も多いです。
肺の奥に入ってしまうと、呼吸器疾患や循環器疾患になってしまう恐れがあります。
ぜんそくや気管支炎などですね。
もともと喘息の人は症状が悪化することもあります。
その他アトピーなどの症状が悪化することもあるようです。
もともと呼吸器系や循環器系に疾患がある人や、お年寄りや子どもなどは影響を受けやすいといわれています。
PM0.1を通さないマスクはあるの?
PM2.5、0.1の対策をするのなら、 吸い込まないことが一番です。
マスクで対策をしている人も多いと思いますが、小さなPM0.1を通さないマスクというのはあるのでしょうか。
市販のマスクでは意味がないこともありますので、対応しているかどうか確認してから購入したほうがよさそうです。
PM0.1まで対応しているものもありますので。しっかりチェックしてから購入するといいでしょう。
立体マスクですとさらに効果が期待できますよ。
黄砂の時期とピーク!砂塵はどこから飛来?PM2.5や花粉も付着?
PM0.1を吸収する空気清浄機はあるの?
空気清浄器もものによって対応しているものとしていないものがあります。
ダイソン・ホット&クールはPM0.1も対応しているので、興味のある人はチェックしてみてください。
また従来の空気清浄機は、フィルターに空気を送り込む速度が速すぎるため、PM0.1は再放出されてしまうともいわれていますのでご注意ください。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。