ジギタリスの花名の由来と花言葉!英語では?毒を持つ美しい花!
ジギタリスという花をご存知でしょうか?
花名はあまりピンと来ないかもしれませんが、花はよく見かけるのではないかと思います。
鈴のような形の花が、縦に連なっている紫色の花です。
見た目にも愛らしい印象でプレゼントにも最適なように思えますが、まずは花言葉を知った上で贈りましょう。
そこで今回はジギタリスの名前の由来や花言葉についてご説明します。
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ジギタリスの花名の由来とは?
ジギタリスというのは、ギリシャ語で 「指」という意味の「digitus(ディギトゥス)」が語源となっています。
花の形が指サックに似ているということで、この花名になったそうです。
和名では 「狐の手袋」といいます。
英名が「Fox glove(フォックスグローブ)」なので、これをそのまま和訳したんですね。
これも、花の見た目に由来しているようです。
ジギタリスの花言葉と由来!英語では?
ジギタリスの 花言葉は・・・
とされています。
可愛らしい花でプレゼントにも贈りたいところですが、相応しいとは思えません。
これはギリシャ神話のエピソードに由来しています。
全能の神であるゼウスの妻・ ヘラはサイコロ遊びをしていました。
ある日ヘラがサイコロを地上に落としてしまいます。
ヘラはゼウスに取ってきてほしいと頼みましたが、日頃からヘラのサイコロ遊びを良く思っていなかったゼウスは、サイコロをジギタリスの花に変えてしまったというのです。
他にも、「熱愛」という花言葉もあるようですが、はっきりとした由来はわかっていません。
西洋(英語)での花言葉は・・・
で、日本語と同じです。
ジギタリスの特徴
オオバコ科ジギタリス属の総称です。
ヨーロッパや西、中央アジアが原産で、2年草、もしくは多年草です。
日本でも全国的に栽培可能です。
茎の先に、釣鐘のように花が連なっています。
内側に斑点があり、いろいろな色に見えてガーデニングにもおすすめです。
開花時期は5~7月でこの時期には切り花も出回ります。
ジギタリスというのは総称で様々な品種がありますが、一般的にジギタリスというと大体 プルプレアを指します。
プルプレアというのは紫色という意味で、その名の通りの花を咲かせます。
ですから、紫色のイメージが強いのではないかと思いますが、他にもルテア、グランディフローラ、メルトネンシスなどの品種があり、色も黄色やピンクなど様々あります。
薬用植物としても有名ですが、全体に 毒があります。
ヨーロッパでは、花の内側の斑点は毒があるしるしとして妖精が付けたいう言い伝えもあります。
猛毒ですが、食べなければ問題ありません。
栽培するときは、誤って口に入らないように注意してください。
薬効としては、心臓の収縮力を強める作用があるといわれています。
ヨーロッパで以前は薬に使用されていたようですが、現在は別の薬が作れるようになったため、使用されていません。
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