マスクのつけ方・はずし方・捨て方!種類別に防げる微粒子は?
マスクが所せましと並んでいますね。
ドラッグストアなどに行くと、様々な形のスギ花粉だけでなく、PM2.5、PM0.1、黄砂なども人体に悪影響を及ぼしますので、新しいものがどんどん開発されているようです。
一口にマスクといっても、種類や機能にも違いがあり、また、 使い方にも守るべきことがあります。
せっかく装着しても誤った使い方をしては意味がなくなってしまいますので…。
そこで、今回はマスクのつけ方・はずし方・捨て方を中心にご紹介します!
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コンテンツ
マスクの種類と防げる微粒子は?
まず、 マスクの種類ですが、大きく分けると・・・
・医療用
・家庭用
があります。
【作業用マスク】
主に工場などで作業時の防塵対策として使用されるものです。
用マスクや防塵マスクとも呼ばれ、粉塵の量や性質により口や鼻だけを覆うものの他に、顔面すべてを覆うものもあります。
【医療用マスク】
主に、医療用に使用される感染防止用タイプで、外科手術などの際に使われます。
“手術”という意味から、「サージカルマスク」とも呼ばれています。
【家庭用マスク】
約30μm以上の粒子や風邪の細菌やウイルスに対応しています。
近年では、PM2.5やPM0.1対応など、日常生活上の様々な問題に対応するものが開発されています。
素材や形状、サイズなども豊富で、フィルター性能と通気性のバランスがよいため、長時間に渡り、快適に使用できるのも特徴です。
尚、「家庭用マスク」は性能を大きく左右するフィルター部分の素材により、「ガーゼタイプ」と「不織布タイプ」の2種類に分けられます。
ガーゼタイプは、古くから使われている素材で保湿効果の面でも優れています。
主に綿織物を重ね合わせてありますが、最近では中に特殊なフィルタを入れて、花粉などの通過を防ぐものも出てきています。
一方、不織布は、近年の 花粉症の流行により急激に普及しました。
現在は、家庭用マスク総生産数の9割以上を占めています。
不織布は、複数の原料を組み合わせることで、厚みや空隙を自由に調整でき、値段が安くて使い切りが多いのも特徴です。
人気の型としては、立体的になるプリーツ構造を採用した「プリーツ型マスク」が多くなっています。
顔前部にフィットし、適度な圧迫感があり、口の動きにも楽にできます。
また、プリーツを上下に広げて装着することで、空間ができ呼吸が楽に行えます。
正しいマスクのつけ方とはずし方は?
マスクの付け方としての大切なポイントは、ゴムひもで固定し、鼻、口、顎をしっかり覆うことです。
そこで、正しいつけ方をプリーツマスクでまとめると・・・
・鼻の部分は押さえてフィットするよう調節して、隙間ができないようにします。
・マスクのプリーツが下を向くように付けます。
(※マスクには「上下」があり、鼻まわり用のワイヤーが付いているほうが「上」になりますので、その点に注意して下さい。)
・そして、ワイヤーを鼻の形に合わせて曲げ、隙間が無いようにします。
・最後にプリーツを広げ、隙間ができないように顎まで覆います。
はずし方は、ゴムの部分を持ち、フィルター部分の表面に触らないよう注意して顔からはずします。
そして、最後に手を洗いましょう。
マスクの使い回しは何回まで?
使用したマスクのフィルター部分には、たくさんのウイルス・細菌が付着しているので、なるべく触らないようにし、 1日1枚程度を目安に交換することが大切です。
交換しないで長く使っていると、予防効果がなくなり、ウイルスや細菌を広げることになります。
時々、使い捨てマスクを使い回ししている人を見かけますが、使い捨てマスクの場合は「使い捨て」が原則ですので、1回の使用で捨てましょう。
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マスクの捨て方・ビニールに包んで!
ウイルスや細菌が付着していますので、拡散させないためにも、捨てる際はふたの付いたゴミ箱やビニール袋に入れて口を縛っておきましょう。
ゴミ箱に入れただけにしておくと、ウイルスや細菌が宙に舞い上がってしまい、捨てた意味がなくなってしまうことがあります。
気を付けるのは家の外だけでなく、家の中でも同じことです。
今やマスクは、様々な理由で一年中活躍しています。
また、機能やデザインも進化してきていますので、目的に応じたものを正しく着用して快適な生活を送って下さい。
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