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カリウム不足の主な症状・原因・改善策や治療法は?

カリウム不足

カリウム不足の主な症状・原因・改善策や治療法は? | なるほど情報マガジン ビタミンミネラルは人間にとって大切な栄養素です。

 

利尿作用を持つカリウムも、重要な役割を果たしているミネラルの1つです。

 

不足すると様々なトラブルが起こしやすいため、欠乏症に陥らないようバランスの良い食生活を心掛けることが大切です。

 

もともとカリウムは果物や生野菜に多く含まれるため、不足することは少ないと思いがちですが、万一足りなくなると 怖い病気に罹りやすいため、気を付けたいですね。

 

そこで、今回はカリウム不足の主な症状・原因・治療法などの改善策をご紹介します!

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カリウム不足の主な症状とは?

カリウムは主に細胞内液中に存在し、ナトリウムと共に物質交換を営み、エネルギー発生に関わっているミネラルです。

 

主な働きとして・・・

・心臓の機能をコントロールする
・筋肉の機能を高める
・細胞内液の浸透圧を調整する

などが挙げられます。

 

また、カリウム不足になると・・・

・筋力が低下して「筋無力症」や「マギ症」になる
・腸が麻痺して「腸閉塞」を起こす
・膀胱が麻痺して拡張する
・腎炎などの腎症状が現れる
・知覚が鈍くなって反射が低下する

といった欠乏症状が現れます。

 

他にも、 脱力感、倦怠感、イライラ、むくみ、こむら返り、高血圧、不整脈、呼吸困難など、軽いものから重い症状まで、様々なトラブルが発生します。

 

カリウムには利尿作用があり、体の水分量塩分(ナトリウム)量を調節する機能もあるため、むくみや高血圧は避けられないところです。

 

 

カリウム不足の主な原因とは?

規則正しくバランスの取れた食生活をしていれば、カリウム不足に陥ることはまずありません。

 

ただし、性質的に水溶性のミネラルに当たるため、水に溶けやすく、野菜や果物などをあまり食べないことが原因で、欠乏症に陥りやすくなっています。

 

また、野菜や果物を取っていても、調理法によっては損失しやすいため、生で食べたり、煮汁までしっかり摂取したりする必要もあります。

 

さらに、ナトリウムの血中濃度の調整に使われるため、塩分の摂り過ぎもカリウム不足の原因になることがあります。

 

他にも、 「利尿剤の使用」「糖尿病によるインスリン分泌不足」「ストレス」なども影響するといわれています。
 
ナトリウム不足の症状!頭痛・吐き気・痙攣も!高齢者は危険!
 

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カリウム不足の治療法や改善策は?

日本人は、カリウムが少し不足気味というデータがあります。

 

とはいえ、普通の食事を摂っていれば、欠乏症状が出るほどのことは滅多にありません。

 

しかしながら、長期間野菜や果物を食べていなかったり、極端なダイエットを行っていたりすると、不足してトラブルを起こすことがあります。

 

要するに、栄養バランスを頭に入れた食生活をするだけで改善策になりますので、 サプリメントなどで補う必要もなくなるということです。

 

万が一、病院でカリウム不足と診断された場合は、治療法として「カリウム補給薬」を摂取します。

 

薬で改善しない場合は、「カリウム溶液」を注射する場合もあります。

 

治療法も決して難しいものではありませんが、悪化すると命に関わることもありますので、危険性だけは十分に認識しておきましょう。

 

炭水化物、タンパク質、脂質といった三大栄養素だけではなく、微量栄養素といわれるビタミンやミネラルを考慮することも大切ですね。

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