わらびの保存!冷蔵・冷凍の方法と期間!乾燥や塩漬けも!
わらび。
春の山菜を代表する天ぷらやおひたし、味噌汁など、いろいろな食べ方ができるのが嬉しいですね。
ですが、山菜類はアクが強いこともあり、変色が早いなど、保存が効きにくいイメージです。
せっかくたくさん採れたなら、上手に長持ちさせて様々な料理で楽しみたいですね。
そこで、今回はわらびの保存方法についてご紹介します。
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わらびの保存方法・冷蔵庫に入れるべき?期間は?
まず、わらびはアクが強いので、 アク抜きをしてから保存することがポイントになります。
重曹や小麦粉などを使ってアク抜きを済ませ、冷蔵庫に入れておく時にはラップやジッパー袋に入れて保存しましょう。
それでも、2~3日が限度になります。
もう少し冷蔵で長持ちさせたいという場合には、 塩水に浸けておくと1週間くらい持たせることができます。
5%の食塩水にわらびを浸けておき、毎日水を変えながら冷蔵庫の奥の方で保存しましょう。
ただし、これでも食感や風味は落ちていくので、早めの消費が必要になります。
わらびの保存方法・冷凍の方法と期間は?
冷凍保存するとスジっぽくなってしまうのですが、 2~3ヶ月程度の保存が可能になります。
アク抜きしたワラビをラップなどで包み、しっかりと空気を抜いて冷凍します。
家庭用の真空パック機などがあれば、利用するといいでしょう。
解凍後は食感が落ちるため、煮物や味噌汁に入れて使用して下さい。
水に浸けたまま凍らせるという方法もあります。
この時、麺つゆなどの味のついた水分とともに凍らせると、解凍した時にそのまま食べられるので便利です。
わらびの保存方法・乾燥する方法も!
アク抜きしたわらびを 天日干しにして乾燥させると、かなり長期間の保存が可能になります。
わらびの水気をしっかり切り、ざるなどに広げて日に当てて乾燥させます。
時々裏表を返したりしながら、しっかりと乾燥させましょう。
少し乾いて、縮んできたと感じる頃から、わらびを手で揉んでこすり合わせたりします。
雨の日や夜は室内に入れて乾燥させ、1週間~10日くらいで乾燥わらびが完成です。
水気がしっかり飛んでいれば、1年くらいは保存ができます。
清潔な保存容器に 乾燥剤と一緒に入れて、保管しましょう。
使用する時には、水に浸して柔らかくしてから煮物や和え物、おひたしなどにして食べます。
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塩漬けの作り方は?
昔から行われているわらびの保存方法に、 塩漬けというのがあります。
塩漬けにする時には、アク抜きをしなくてもできるので、大量にある時にはおすすめの方法です。
わらびは丁寧に洗ってから水気をしっかりと切ります。
清潔な保存容器の底に塩を敷き詰め、その上にわらびを並べていきます。
この時、数本ずつ束にしておくと使用する時に便利です。
わらびの束の間にも塩を時々振り、すべて詰め終えたら上から塩をしっかり振って、落し蓋をしてから、重しをのせます。
1~2日すると水気が出てくるので、少し重しを軽くしてそのまま保管します。
塩が少ないと腐敗してしまうので、たっぷりと塩を使用することが上手に保存するポイントになります。
塩漬けしたわらびを使用する時には、 塩抜きが必要です。
鍋に水とわらびを入れて火にかけ、沸騰したら火を止めそのまま冷まします。
その後、冷水にさらし、水を何度か替えながら好みの塩分になるまで塩抜きをしていきます。
用途としては煮物などに使用しましょう。
山菜はビタミンやミネラルなどの栄養が豊富ですから、旬の時期には積極的に食べたいですね。
ただ、アクがあるので食べ過ぎると お腹がゆるくなることもありますから注意して下さい。
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