赤ちゃんの指しゃぶりはいつからいつまで?やめさせる方法は?
「指しゃぶり」があります。
赤ちゃんらしい仕草の1つに、実は、お母さんのお腹の中にいる時から本能的に行っており、成長にとって欠かせないものです。
その様子を見ているとかわいらしいのですが、一方でデメリットもあります。
なかなか癖が抜けない子もいて、とても気になるお母さんも多いですね。
そこで、今回は赤ちゃんの指しゃぶりに関する豆知識をご紹介します。
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赤ちゃんの指しゃぶりの理由は?愛情不足?空腹?
赤ちゃんは、生まれながらに 「吸綴反射」という本能を持っていて、これが指しゃぶりをする理由です。
生後間もない時でも母乳やミルクを吸うことができるのは、この本能の力によるもので、空腹時と考えることはできますが、まだ愛情不足などは関与していません。
指だけでなく、服やタオル、おもちゃをしゃぶっているということもありますね。
生後間もなくは本能的に指しゃぶりをしているのですが、 成長とともに理由は変わってきます。
一番多いのは、眠い時です。
指しゃぶりをしながら眠る以外にも、添い乳などで授乳してもらいながら寝る子も多いですね。
少し成長すると、空腹のサインというのも理由として当てはまります。
歯が生える時期であれば、「歯ぐきが痒いから」という場合もありますし、1歳を過ぎてくると「退屈のサイン」ということもあります。
「寂しい、かまってほしい!」という気持ちが表れてきます。
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赤ちゃんの指しゃぶりはいつからいつまで?
「いつから?」というのは、大体生後2ヶ月頃から本能的に行うようになります。
生後5ヶ月くらいからは、歯が痒い、眠いなど、特定の理由により行うことが増えてきます。
1歳を過ぎると、手先を使って遊ぶことが増えるので、日中の指しゃぶりは少なくなってきます。
寝る前など、安心を求めて無意識に行っていることはあります。
「いつまで?」というのは個人差がありますが、3歳くらいまでが卒業の目安となります。
それ以降でも、幼稚園に入園したなど、環境が変わった時に不安感などから指しゃぶりをしてしまうこともありますが、徐々に癖は抜けていきます。
3歳を過ぎてもなかなか癖が抜けない時は、やめさせることも考えてみましょう。
赤ちゃんの指しゃぶりで利き手がわかる?
赤ちゃんの 利き手がわかるようになるのは、2歳~3歳の間くらいといわれます。
ただし、実際には4歳くらいまでは確定しないこともあります。
指しゃぶりを多くするのは1歳前後の時期ですので、その様子を見て利き手を判断するのは難しいでしょう。
まだお母さんのお腹の中にいる頃、よく指しゃぶりをしていた手が利き手になることが多いという見解もあるようです。
とはいえ、超音波で見ているタイミングでしか判断できませんので、確実とはいえません。
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赤ちゃんの指しゃぶりをやめさせる方法は?
やめさせたいと思っても、1~2歳くらいまでは自然に見守ってあげましょう。
昼でも夜でも、常に指しゃぶりが止まらない場合は、積み木やおままごとなど、 指先を使う遊びに誘って見ましょう。
無理にやめさせる方法を取るより、自然としなくなるように促すのが一番です。
寝る前にどうしても癖が出る時は、手をつないで寝たり、人形やタオルなど安心できるものを作るというのが効果的です。
また、生活にメリハリをつけることも大切です。
なんとなくテレビなどを見て過ごしている時間が長いと、口淋しさが現れてきます。
日中は体を動かして遊ぶことで寝つきもよくなるため、癖を徐々に忘れさせることができます。
なかなかやめられなくても、「やめなさい」と叱ることは絶対にしてはいけません。
小学校入学頃になっても抜けない時は、その子の情緒に関わるので、お医者さんに相談しましょう。
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