赤ちゃんの歯ぎしり!音や出血、歯が欠ける?受け口になる?
赤ちゃんの歯ぎしり…。
突然ギリギリ聞こえてくる大人のものだと、ストレスを抱える人が夜中に食いしばって起こるイメージがありますね。
親としては「こんなに小さい頃から、大丈夫なの?」と心配にもなりますが、主な原因は大人の場合とは異なっています。
将来的には噛み合わせなどに影響しそうで、やめさせる方法を探している人もいますが、まずはそのメカニズムを知っておきましょう!
今回は、赤ちゃんの歯ぎしりについてのお話です!
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赤ちゃんの歯ぎしり・歯の生え始めからスタートするの?
歯ぎしりのスタート時期は、 生後8ヶ月~9ヶ月頃といわれていますが、もちろん個人差もあります。
赤ちゃんの歯は、まず下の前歯2本から生えるのですが、その時期になると上と下の歯が生えそろい始め、準備が整った状態といえます。
大人のように夜寝ている時だけではなく、昼間もギリギリ音を立てています。
「ウチの子だけなのでは?」と心配してしまいそうですが、 1~2割ほどの赤ちゃんが歯ぎしりをしていますので、決して珍しいことではありません。
突然大きな音を立てるため、毎日一緒に過ごしているママとしては「何らかのストレスが溜まっているのでは?」と思ってしまうかもしれませんね。
でも、その点についてはあまり問題視する必要は無いようです。
赤ちゃんの歯ぎしり・主な原因は?ストレスもある?
まず、これは 「成長過程の1つ」と認識して良いです。
ですから、ストレスを感じて食いしばっているわけではないと思って下さい。
赤ちゃんの歯ぎしりの原因として考えられることは・・・
・歯が生える時、痒くてムズムズするため
などが挙げられます。
歯ぎしりをすることにより、上と下の歯の噛み合わせがだんだんと定まってきて、噛むことへの練習にも繋がります。
また、赤ちゃん自身が顎の筋肉を発達させて、「ごはんをしっかり噛めるように準備している」ということでもあります。
赤ちゃんの歯ぎしり・音や出血、歯が欠けることも!
まだ力の加減がよくわからない赤ちゃんは、ギリギリ音を立てて力いっぱい噛みしめています。
たまには 出血してしまうこともあります。
大泣きしていてしばらく泣き止まなかったり、いつもと様子が違ったりしなければ、そのまま見守っていて大丈夫でしょう。
稀なケースでは、歯が欠けてしまうこともあるようです。
僅かに欠ける程度ならあまり心配し過ぎることもありませんが、気になる場合は歯医者さんや小児科の先生などに相談しておくと安心ですね。
やめさせる方法は?受け口や噛み合わせに影響する?
赤ちゃんが成長している証となれば、無理にやめさせようと考える人はいないと思います。
ただし、あまりに長くギリギリしていて気になる場合・・・
・違う遊びに誘ったりして気をそらす
などの方法もあります。
歯並びや受け口、噛み合わせなどへの悪影響もあまりないと考えられていますので、極度に心配しないようにして下さい。
ただし、少し大きくなって2歳半頃~3歳半頃の歯ぎしりの場合、「ストレスや心理的なものから」ともいわれています。
平均のデータや医学的な観点から考慮しても、3歳頃までは様子を見てもOKでしょう。
いかがでしたか…。
突然赤ちゃんが歯ぎしりを始めたらビックリするのも当然ですね。
でも、小さいながらも「着実に成長している」と考えて下さいね。
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