硬くならない団子の作り方!上新粉や白玉粉、だんご粉を使って!
団子が作れますね。
スーパーなどで売られている米粉を使うと、自宅でも簡単に
作り立てのものは軟らかく、お子さんでも食べやすいおやつの1つです。
ただし、上新粉や白玉粉、だんご粉などを利用しても、時間が経って冷めてしまうと、どうしても硬くなってしまいますよね。
そんな時は、作り方をちょっと工夫すると、時間が経っても硬くならないモチモチの団子を食べることができますよ。
そこで、今回は団子が硬くならない作り方についてご説明します!
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市販の団子が硬くならないのはなぜ?
コンビニやスーパーでもパック詰めにされた団子が売られていますが、手作りの物と比べると軟らかさが持続しています。
では、市販の団子はどうして硬くならないのでしょうか…。
団子が硬くなる原因は、時間の経過とともに水分が抜けてしまうことにあります。
ですので、なるべく水分を保つようにすると冷えても硬くならならず、軟らかくてモチモチの食感が持続するのです。
市販の商品の場合は、大抵は保湿剤などの添加物によって水分が保たれているので、硬くならないようになっています。
昔ながらの団子を提供するお店では、よく砂糖が使用されていますが、代わりに砂糖の半分の甘味を持つトレハロースを添加すると、甘さ控えめの軟らかい団子ができるようです。
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硬くならない団子の作り方・上新粉を使った場合は?
上新粉は、うるち米を乾燥させてから粉にしたものです。
上新粉で団子を作る時には、粉に熱湯を混ぜてから練り上げる必要があります。
他の粉とは異なりかなりの手間がかかりますが、どちらかというと硬めで歯応えのある団子に仕上がります。
ただし、その分出来立てはとても美味しくて人気も高いです。
上新粉を使って硬くならないように団子を作る時は、白玉粉を少しブレンドするとよいでしょう。
割合としては、上新粉に対して2~3割程度です。
また、保水のために砂糖を10~20%ほど加えると、よりモチモチ感が持続して、冷めても硬くならない団子に仕上がります。
上新粉、白玉粉、砂糖に熱湯を加えてよく練り、温度がやや落ち着いて来たら、手でしっかり捏ね上げます。
または、熱いうちにすり鉢に入れて、すりこぎ棒を使って搗(つ)いたりすることで、軟らかく仕上げることもできます。
耳たぶくらいの硬さになったら蒸していき、蒸し上がったら団子サイズに丸めると完成します。
あとは、お好みで粒餡やこし餡などを絡めると、とても美味しくいただけます。
団子に混ぜる砂糖の量はお好みで調節するのがよいですが、糖分の摂り過ぎが気になるという人は、市販のトレハロースを使ってみるという手もあります。
硬くならない団子の作り方・白玉粉を使った場合は?
もち米を洗って乾燥させたものを、砕いて粉にしたものが白玉粉ですね。
もち米からできているのでツルンとしていて、口に入れるとモチモチとした食感の団子ができるのが特徴です。
また、上新粉とは異なり、作る時に熱湯を使わなくても水で捏ねるとよいので扱いやすいです。
白玉粉を利用する場合にも、砂糖を全体の10%ほど加えることにより保水効果が得られ、なかなか硬くならない団子を作ることができます。
また、甘い団子にしたくない時には、水の代わりに絹ごし豆腐を使うと硬くなりにくくなります。
完成した時に豆腐の風味などを感じることもないため、おすすめの作り方の1つです。
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だんご粉を使った作り方は?
だんご粉は、うるち米ともち米をあらかじめブレンドしたものを粉砕して粉にしたものです。
商品によって両者の比率は異なりますが、上新粉と白玉粉の中間の粉という位置付けになります。
だんご粉で作る場合も、砂糖を入れて保水させると時間が経っても硬くならないでしょう。
また、もともと白玉粉が多く配合されているものを選ぶと、モチモチとした食感の団子が作りやすくなります。
さらに、しっかりと捏ね上げ、水分を粉に含ませるということも非常に重要なポイントです。
粉がある程度1つにまとまってからも、表面に ツヤが出るくらいまで捏ねていくと、硬くなりにくい団子に仕上がります。
いずれの粉を使用した場合も、多めに作った時は冷凍するという方法もあります。
食べる時にレンジで解凍すると、出来立ての美味しさがいつでも味わえますよ。
甘さ控えめにしたい人は、トレハロースの使用も検討してみてくださいね。
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