虫歯になりやすいのは体質や遺伝?食べ物や飲み物、生活習慣も!
虫歯って嫌なものですよね。
いくつになっても仕事が忙しいとなかなか歯医者さんに行くこともできませんし、軽めの症状なら我慢して生活しているという人も多いと思います。
不思議なもので、しっかり歯磨きをしているつもりでも「虫歯になりやすい」という人もいると思います。
逆に「生まれてから一度も罹ったことがない」という人もいますよね。
このギャップには生まれながらの 遺伝や 体質なども関与しているのでしょうか?
そこで、今回は虫歯になりやすい人の理由や特徴についてご紹介します!
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虫歯になりやすいのは体質や遺伝?
虫歯になりやすい人は、 唾液の性質や 歯の質などが関係しています。
唾液が粘っこいと唾液中にカルシウムやリンが増え、虫歯になりやすくなります。
また、口の中が唾液で洗い流されないので雑菌が増えやすいのです。
さらに噛み合わせのバランスが悪い場合も、同様のことがいえます。
虫歯自体は 感染症なので遺伝しないのですが、このような性質が遺伝した場合、話は変わってしまいます。
また、大人からのキスや口移しで赤ちゃんに虫歯菌がうつってしまいます。
生後5ヶ月から3歳くらいまでに移された虫歯菌の量で、虫歯になりやすいかどうかが決まるといわれていますので、この時期は気を付けてあげるとよいでしょう。
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虫歯になりやすい歯の場所は?
やはり奥歯が最も危険ですが、特になりやすいのは 「親知らず」です。
斜めや横に生えることが多いので、食べ物が詰まりやすく、歯磨きも難しいです。
親知らずが虫歯になるとその手前の歯にも虫歯菌がついてしまうので、早めに抜歯したほうがよいかもしれません。
その他、歯並びが悪くどこかの歯に負担がかかってしまうと、その部分が虫歯になりやすくなります。
歯の凸凹も汚れが溜まりやすくなるので注意しましょう。
そういう意味では八重歯も危険ということになります。
虫歯になりやすい食べ物や飲み物は?
甘いものは虫歯になりやすいというイメージがありますよね。
ですが、実際はちょっと違います。
確かに砂糖は虫歯菌の栄養になり、虫歯菌が酸を出すので歯のエナメル質を溶かし、虫歯の原因に繋がることが多くなります。
ですが、一番良くないのは口の中に糖分を残してしまうことです。
ですから、 アメ、キャラメル、ガムなど、口の中に長くとどまるものは虫歯を作りやすいと考えておきましょう。
ただし、キシリトール入りのガムや飴は歯に良いので大丈夫です。
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虫歯になりやすい人の生活習慣や特徴
甘いものを食べても虫歯にならないようにするには、口の中に 糖分を溜めないことです。
つまり、食べ方を変えればいいのです。
甘いものを食べる時間をしっかり決め、食べ終わったら歯磨きをしましょう。
歯磨きできない場合は、口をゆすぐだけでも随分異なりますよ。
ダラダラ食べるのが一番虫歯になりやすい習慣なのです。
口の中が 酸性に傾きやすく、口を休ませていないため質の良い唾液が出て来なくなります。
口の中に何も入れていない状態を、1日に数回しっかり作ることが大切です。
仕事をしている人は、缶コーヒーなどの甘い飲み物を複数飲んだりするのも危険です。
1日三食が基本ですが、プラス間食の時間をしっかり決めてケアを怠らなければ、虫歯予防の第一歩になります。
また、唾液の出ない夜中に虫歯菌はどんどん増殖しますので、 夜寝る前の歯磨きは一番念入りに行うとよいですね。
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