爪の変形の原因は老化や病気の疑いも!子供にも起こる?
「二枚爪になっている」「爪が凸凹している」といったことはありませんか。
ふと気が付くと、
健康な爪は、怪我でもしない限り変形することはありませんが、病気などが原因で歪な形に変わって行くこともあります。
女性の場合、普段、ネイルをしていると気が付きにくいかもしれませんね。
ただし、爪は 健康のバロメーターの1つですので、定期的にチェックしておいた方が良いです。
そこで、今回は爪の変形の主な原因についてご説明します。
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爪の変形は老化が原因?
年齢を重ねると、体の水分が失われることで乾燥しやすくなり、 血行も悪くなります。
ですから、お肌も潤いを失っていきますが、爪も同様に乾燥していきます。
爪の表面に縦の筋がある人は、いわば「爪のシワ」のようなもので、血行が悪くなると起こりやすくなります。
老化によって必ずしも爪が変形する訳ではありませんが、多少なりとも影響が及ぶ人が増える傾向にあります。
また、高齢者は 爪水虫にかかってしまう人も多いようです。
本人だけでなく、介護をしている人もケアに注意したいですね。
まずは良質なタンパク質を積極的に摂取して、爪の老化を防ぐようにして下さい。
爪の変形でわかる病気は?
爪の変形は、時として体に潜む 病気のサインということもあります。
表面のみが薄くなって剥がれてしまう二枚爪は、栄養不足や貧血、水分不足が原因です。
この場合、食生活を見直してみる必要がありそうです。
貧血がひどくなると、外側がそりかえって中央が凹んだ爪になってしまうこともあります。
いわゆる 「スプーン爪」と呼ばれるものです。
先端部がギザギザになったり、爪が浮き上がったようになったり、伸びるのが早くなったりした場合は、甲状腺機能亢進症の代表格・パセドウ病の疑いもあります。
また、先端部が大きく丸くなり、太鼓のばちのようになってしまうことをバチ状指といいます。
親指や人差し指に症状が出ることが多いです。
これは肺がんや肺気腫などの 肺疾患や、 心疾患の影響だと考えられ、指の先端まで酸素がしっかり運ばれないために起こる症状です。
もしかしてと思ったら病院に行くことをおすすめします。
その他、表面が白く濁ったり、爪が自然に剥がれ落ちたりする場合は糖尿病ということも考えられます。
自覚症状が一切なくても、検査を受けておく方が安心です。
糖尿病は早期治療が一番です。
爪の変形は子供にも起こる?
爪の変形は大人、とくに高齢になると見られるイメージがありますが、 子供に起きる場合もあります。
先天性の病気の影響や、栄養不足などが原因で起こることもありますが、生活習慣なども関与していると見られています。
乳幼児の場合、 指しゃぶりが問題となっていることも多いです。
強く指を吸い過ぎることによって爪が変形したり、指にタコができてしまったりすることがあります。
赤ちゃんの指しゃぶりは、無理してやめさせると却ってストレスになってしまいますが、爪の変形は大人になっても残ることがあるため、やめさせることも検討して下さい。
また、遅くとも3歳くらいまでにはやめさせたほうがよいでしょう。
爪や指だけでなく、 歯並びにも関係してきますので注意して下さい。
赤ちゃんの指しゃぶりはいつからいつまで?やめさせる方法は?
病院は何科を受診すべき?
爪の変形は、体内の異常を示していることもありますので、放置せず病院を受診することをおすすめします。
「何科を受診すれば良いのか?」という人で、病気に心当たりがない場合、まずは 皮膚科を受診しましょう。
場合によってはそこから別の科に行く場合もありますが、まずは爪の状態をしっかり診てもらうことが大切です。
もし罹り付けの内科などに通っている場合、医師に見せておくのも良いでしょう。
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