乾燥たけのこの作り方と戻し方!使い方と保存法や期間は?
「たけのこ」があります。
春に旬を迎える食材の1つに
生のものは旬の時期にしかお目にかかることができませんね。
他の季節には水煮を使うことが多くなりますが、乾燥たけのこを作っておけば保存性もアップするため、いつでも利用可能となります。
何より干すことで旨味が凝縮され、コリコリとした独特の食感が楽しめます。
作り方や戻し方も簡単ですし、様々な使い方ができるので重宝すること間違いなしですよ。
そこで、今回は乾燥たけのこの作り方と戻し方を中心にご紹介します!
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コンテンツ
乾燥たけのこの作り方
たけのこは食物繊維が非常に豊富で、便秘の予防や改善だけでなく、コレステロールの吸収を抑えて体外に排出するため、生活習慣病の予防にも効果的です。
さらに旨味成分であるアスパラギン酸にはミネラルを吸収しやすくなる作用があり、疲労回復効果が高いです。
乾燥たけのこを作り、いつでも利用できるようにしておくと健康維持にも繋がります。
では、早速作り方をご紹介しますね。
たけのこは皮を剥いでたっぷりの水から茹でてください。
乾燥させるとアクは気にならなくなりますが、米のとぎ汁を沸かしてから柔く茹でても問題ありません。
茹で上がって冷ましたら、均等に乾かせるため根元と穂先を切り分けるようにします。
切り方としては、どちらもたけのこを縦半分に切り、長さ4cm、厚さ6mm程度の薄切りにします。
あとは、キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、干し野菜専用のネットやザルなどに重ならないように並べて天日干しにします。
乾燥たけのこ作り方でポイントになるのが、多少時間がかかってもカラカラになるまで水分を抜き切ることで、同時にカビの対策にもなります。
時々裏表をひっくり返して、夜は室内にしまうようにしましょう。
晴天の日であれば、根元も穂先も3~5日ほど乾燥させることで完成します。
乾燥たけのこの戻し方
乾燥たけのこは、しっかり水分が抜け切っていれば面白いようにちりちりになりますが、水で戻すだけで元の状態に戻すことができます。
戻し方の目安としては・・・
穂先:こちらも水洗いした後、20分ほど水に浸けると元の姿に戻ります。
もし時間がかかるようであれば、50℃程度のぬるま湯に浸けておくとよいです。
もともと薄くスライスしていますので、特に茹でたりする必要はありません。
あとは、水気を切って料理に使いましょう。
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乾燥たけのこの使い方
戻した乾燥たけのこは味や歯応えが抜群になっており、様々な料理に使うことができます。
根元の部分は、筑前煮などの煮物や天ぷら、酢豚や青椒肉絲(チンジャオロースー)などの炒め物に使うと、いつもの料理に一味違った深みが出ます。
穂先の部分は柔らかいため、 炊き込みご飯、ちらし寿司、かき揚げなどにすると美味しくいただけます。
また、メンマ、酢漬け、醤油漬けにしておくと常備菜としても大活躍します。
基本的には普通のたけのこと同じような使い方ができますが、旨味やコリコリとした食感が増しており、栄養も失われていないことは嬉しい点ですね。
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保存方法と期間は?
乾燥たけのこは、食品用乾燥剤と一緒にジップロックや瓶などに入れ、常温で保存できます。
根元も穂先も、半年ほどは持たせることができます。
ただし、しっかり乾燥されていない場合、カビが発生する原因になるため長く持たないことも出てきます。
もし心配であれば、乾燥したものを冷凍保存しておくとさらに長持ちさせることも可能です。
セミドライに仕上げた場合は、必ず冷蔵庫に入れるようにしてください。
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