ブヨに刺されたら症状や応急処置は?有効な市販薬、病院は何科?
ブヨ。
刺されると、とても痒いイライラするくらいに刺された経験をお持ちの方も多いと思います。
このブヨは、冬を除くシーズン(特に春から夏が多いです)に活動します。
発熱、腫れ、ひどい痒みなどに襲われないためにも、応急処置の方法を知っておいた方が良いでしょう!
特に、お子さんが被害に遭った場合は注意して下さいね。
そこで、今回は「ブヨに刺されたら?」と題して症状や応急処置、有効な市販薬などをご紹介します!
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ブヨに刺されたらどんな症状が出る?
ブヨに刺されたら皮膚に炎症が起こりますが、これはブヨの唾液腺物質に対する アレルギー反応によるものです。
症状としてはまず出血と痛みですが、ブヨは皮膚を噛みちぎるので、刺された瞬間に赤い点のような出血とチクッとした痛みを感じます。
そして、痒みは刺された直後ではなく、数時間後から翌日にかけて猛烈に出て来ることが多いです。
掻けば掻くほど痒みが増し、刺された部分を中心としてパンパンに腫れ上がって熱を帯びます。
時には、傷口が化膿して 水ぶくれになったり、人によっては 高熱や 頭痛が出る場合もありますので、本当に油断はできません。
ブヨに刺されたら応急処置はどうする?
ブヨに刺されたら、すぐ ブヨの毒を出します。
絶対に掻きむしらないでください。
刺された部分を掻きすぎると、結節状のこぶのよなものができる場合があり、これが意外と治りにくいのです。
応急処置として、まず刺されたところの血を指で絞り出します。
その際、口で吸い出すのはやめてください。
今は「ポイズンリムーバー」といって、注射器のような形をした吸い取り器がありますので、もし備えてあったらそれを使ってください。(これは、ドラッグストアで売っています。)
そして、次に刺された場所を温めます。
これは痒みに対する効果を期待するものです。
42度くらいのお湯で30分程度温めることで、ブヨの毒は 変性するといわれています。
しかし、野外ですぐ温めるのは難しい場合もあります。
そこで、薬(市販薬)を活用します。
今では、ステロイド系の虫刺され薬がありますのでそれを使うとよいでしょう。
ブヨに刺された時に有効な市販薬は?
では、ブヨに効く 市販薬を4つほどご紹介いたします。
・フルコートf軟膏(田辺三菱製薬)
フルコートf軟膏は、フルオシノロンアセトニドが炎症を抑えることで、痒みを抑えます。
抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩が細菌の感染を防ぎます。
・ベトネベート軟膏(第一三共ヘルスケア)
これは、薬局で買うことが出来るステロイド薬です。
リンデロンというステロイド薬と同じ抗生物質が配合されているので、即効性のある痒み止めになります。
痒みや発疹に効き、ブヨだけでなく他の虫刺されにも効き目があります。
・ムヒアルファEX(池田模範堂)
ムヒアルファEXは、炎症を抑えるプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルと、痒みを抑えるシフェンヒドラミン塩酸塩が配合されています。
ステロイド成分のプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルは十分効果を示し、その後は、ステロイド剤の副作用を軽減した製剤です。
また、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールが配合されていて、細菌感染も予防します。
・エンクロンUFクリームEX(資生堂薬品)
エンクロンUFクリームEXは、非ステロイド系抗炎症薬のウフェナマート配合で、炎症を抑え、ジフェンヒドラミンがヒスタミンの働きを阻止して、痒みを抑えます。
ステロイド外用薬に比べれば炎症を抑える効果は弱いですが、乳幼児から大人まで使用でき、顔などにも使えます。
治らない時は病院へ!何科に行くべき?
ブヨは、蚊などに比べて強い炎症を起こすため、 ステロイド外用薬を早めに塗ることで症状の緩和が期待できます。
ただし、ブヨ対策には強めのステロイドを使うことが多いため、市販薬のステロイド外用薬では効果が弱い場合があります。
そのため、あまりにも症状がひどい場合は皮膚科を受診するようにしてください。
ブヨは 「はっか」や 「アロマ」のにおいが嫌いです。
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