ピラフ・パエリア・リゾット・チャーハンの違い!作り方は?
休日のランチなどには、ごはんに具材を混ぜ込んだピラフやチャーハンなどの料理が活躍しますね。
お子さんも大人も好きで食べやすいですし、野菜もたくさん入れると 栄養バランスもよくなります。
最近では、お米料理の冷凍食品なども充実して来ていますよね。
ところで、 ピラフ、パエリア、リゾット、チャーハンなど、ご飯と野菜や魚介類を混ぜ合わせたタイプの料理は、一体何が違うのでしょうか?
今回は、そんなお米を使った料理の違いについてご紹介します!
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ピラフとは?
ピラフとは、野菜やエビ・イカなどの魚介類とごはんが混ざった洋風の料理ですね。
定義としては、 生の米を炒めてから炊き上げる料理になります。
洗った生米をバターやオリーブオイルなどでよく炒めてから、具材と一緒にコンソメスープなどで炊き上げていきます。
特に具材として必ず入れるものというのはなく、野菜や魚介類、鶏肉、ベーコンなど様々です。
洋食というイメージが強いのですが、もともとはトルコ料理の “ピラブ”で、それがフランスに伝わり世界的になったといわれています。
ギリシャやインド、イランなどでもよく食べられています。
パエリアとは?
パエリアは代表的な スペイン料理のひとつで、生の米を具材と一緒にスープで炊き上げるという点はピラフと同じです。
特徴としては、パエリア鍋という浅くて丸いフライパンを使用します。
米が黄色くなるのが特徴ですが、これは米を炊く時にサフランを一緒に炊き込むことで黄色くなるのです。
また、炊き上げる時には蓋はせずに、米の芯がやや残るように炊き上げることも特徴です。
魚介類を炊き込んだものがパエリアと思われがちですが、実際は少し違います。
スペインでは、 鶏肉やウサギの肉、豆などがよく使われます。
もともとは、猟師が獲物と米を一緒に炊いて食べるようになったのがパエリアの始まりといわれています。
リゾットとは?
イタリアの米料理の代表がリゾットです。
リゾットも、生の米をバターやオイルで炒めますが、それから炊くというよりスープで煮ていくという違いがあります。
米は洗わずに使うことで、独特の とろみを出しています。
チーズやトマトなどと一緒に煮込みますが、具材はそれほどたくさん入れず、シンプルなものが多いです。
リゾットという名前は、「Riso(米)+ottimo(最高)」からきています。
もともと小麦を主食としていたイタリアに、東洋から米が伝わりできた料理です。
チャーハンとは?
チャーハンは、 中華料理の代表ですね。
今までに紹介した3つの料理との決定的に違いは、炊き上げた米を炒めて作る料理であることです。
中華鍋で強火で炒めることで、パラパラとした食感に仕上げています。
中華料理では、卵を先に炒めてからご飯を入れるのが正しいチャーハン(炒飯)の作り方で、ご飯を炒めてから卵を入れる場合は、 焼飯といわれます。
厳密には、焼飯というのは、チャーハンがもとになり日本で発展した料理です。
世界の米料理の違いを紹介しました。
どれも米を使った料理なのに、微妙に異なる点があって奥深いですね。
ぜひ、どれも堪能してみて下さい。
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