落雁の原料と作り方!カロリー・賞味期限・食べ方のリメイク術!
「落雁(らくがん)」だそうです。
日本三銘菓と呼ばれるものは、すべて和菓子の中でもあまり派手な印象のないお菓子ですが、長い歴史があり、奥深い味わいがあります。
ですが、実は正確な原料や作り方などを把握している人は少なく、賞味期限やどのくらいのカロリーがあるのかなどをご存じの方は決して多くないようです。
頻繁に食べることのないお菓子だけに、ちょっとした豆知識を覚えておくと役に立つ時が来るかもしれませんよ。
そこで、今回は落雁の原料や作り方をはじめ、賞味期限、カロリー、食べ方などをテーマにご紹介します。
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コンテンツ
落雁とは?原料や作り方は?
落雁とは、和菓子の中では 「干菓子」という分類になります。
原料はでんぷん質の粉と水あめと砂糖です。
作り方は2種類あります。
1つは蒸して乾燥させた米の粉に、水飴や砂糖を混ぜて練り、型にはめて 焙炉(ほいろ)で乾燥させる方法です。
もう1つは、加熱していない米の粉に砂糖や水飴を加えて形を整え、せいろで蒸した後に焙炉で乾燥させたものです。
焙炉で乾燥させるのは同じですが、「はじめに蒸しておくか」「成型してから蒸すか」という違いがあるのです。
米を使って作るのが一般的ですが、豆やくず粉、栗、餅粉などを使って作ることもあります。
落雁のカロリーや賞味期限は?
落雁のカロリーはものによっても異なりますが、大体100gで 380kcalほどあるようです。
原料を見てみればでんぷんと砂糖と水飴ですから、カロリーが高いのも納得ですよね。
糖質も多いのでダイエットしている時には控えたいですね。
カロリーが高いのなら少しずつ食べたいと思う人も多いかもしれません。
実は、落雁には賞味期限、消費期限がないのでゆっくり食べても大丈夫です。
原料の砂糖や米も賞味期限がないので、落雁の賞味期限もないのですが、これは保存状態によっても変わってきます。
長持ちさせたい場合は密封して冷蔵庫に入れておくといいでしょう。
とはいえ、 半年から1以年内には食べきったほうが安心だといえます。
落雁の食べ方・リメイク術は?
落雁は 粉っぽくて苦手という人も少なくないと思います。
お供え物に使ってそのまま捨ててしまっている人も多いのではないでしょうか。
お供え用のものは原料などにもこだわっていないので、あまり美味しくないものも多いです。
和菓子屋さんのきちんとしたものを食べれば全然違うので、ぜひ一度食べてみてください。
お供え物の落雁はリメイクするとおいしく食べられます。
原料はでんぷん(米粉)、砂糖、水飴ですから、とろみと甘みを付けたいときに使えます。
生姜湯に入れたり、 煮物に入れたりして使うことができるんですよ。
ちょっと意外ですよね!
その他、粉ものに混ぜてしまうというのも1つの手です。
ホットケーキやクッキー、パンなどを作るときに混ぜて使ってみると美味しくいただけるようです。
主婦としては、あまり食べる機会がないものをリメイク術で利用するのも腕の見せ所ですね。
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