干しぶどうの栄養と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?
干しぶどう(レーズン)。
お菓子やパン、シリアルなどに入っていることが多い「元祖ドライフルーツ」といった感じで、好きな人も多いと思います。
何気なく食べていることも多い食材ですが、実は 栄養価の高い食べ物だということをご存知でしょうか?
これを知ったら、お菓子やパンだけでなく様々な料理に取り入れたくなるかもしれません!
そこで、今回は干しぶどうに含まれる栄養成分や効果・効能・カロリーについてご紹介します。
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干しぶどう(レーズン)の栄養成分とカロリーは?
ぶどうの約85%は水分だといわれていますので、水分が抜けた干しぶどうには栄養がギュッと詰まっています。
カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、鉄、銅などのミネラルが非常に豊富です。
そして、抗酸化作用で有名な ポリフェノールも豊富に含まれています。
乾燥させることでビタミン類は随分失われてしまいますが、ミネラルとポリフェノールが含まれていることにより、健康維持効果も非常に高いといえます。
栄養が凝縮されている分カロリーも高く、100gあたり約301kcalほどあります。
普通のぶどうは同量で約59kcalですので、5倍以上のカロリーになってしまうことになります。
ただし、それほどたくさん食べる食材ではありませんので、量に気を付けて食べれば ダイエット中でも問題ないのではないでしょうか。
干しぶどうの効果・効能は?
まず注目したいのは、 塩分をコントロールしてくれる効果です。
カリウムが豊富に含まれているので利尿作用も高く、高血圧の方やむくみで悩んでいる人に嬉しいですね。
鉄分も豊富に含まれています。
鉄分というとプルーンの方が豊富なイメージがあるかもしれませんが、実は干しぶどうの方が2倍以上含まれています。
鉄欠乏性貧血に効能を持っていますので、特に女性には必要な成分です。
というのも、女性は様々なトラブルを抱えていても鉄分の欠乏によるものと自覚できていないことが多いため、顔色が何となく青白く感じたら注意して下さい。
めまいやふらつきなども起こりやすいため、しっかり摂取することが重要です。
また、食物繊維も豊富なので整腸作用や便秘解消効果もありますし、カルシウムにより骨粗鬆症の予防にも一役買ってくれますよ。
さらに、ぶどうの皮には レスベラトロールというポリフェノールの一種が含まれています。
これには強い抗酸化作用があるため、動脈硬化やガンなどに効能を示し、健康と美容の面でアンチエイジングに優れています。
お肌のシミやそばかすの改善・予防にも繋がるため、こちらも女性に嬉しい作用ですね。
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干しぶどうの栄養・妊婦さんとの相性は?
妊婦さんは 便秘や むくみで悩みがちですので、両方の解消効果がある干しぶどうは非常に有効といえます。
カルシウムは胎児への供給にほとんど使われてしまいますが、鉄分をしっかり摂取することで貧血の予防に繋がります。
干しぶどうの糖分が気になる妊婦さんも多いと思いますが、その点は問題なく、むしろ甘いものが食べたくなった時のおやつなどにおすすめです。
市販されているものには様々な種類がありますが、オイルコーティングされていない オーガニックのものを選ぶとより安心です。
もちろん何でも食べすぎてしまうのはよくありませんので、1日に片手に乗るくらいの量を目安に食前や空腹時に食べるのが良いでしょう。
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