鳥インフルエンザは人間にも感染する?症状は?治療で治る?
冬になるとインフルエンザが大流行しますね。
しかし、近年は 鳥インフルエンザのニュースを見ることも珍しくなくなりました。
感染した鳥が出たり、大量の鶏が死亡していたりしますが、どのくらい危険なウイルスなのでしょうか…。
「人間にもうつる可能性はあるの?」と心配になりますよね。
そこで、今回は鳥インフルエンザによる人間への影響についてご紹介します!
Sponsored Link
コンテンツ
鳥インフルエンザは人間にも感染する?
主に鳥類が感染することから、 鳥インフルエンザと呼ばれています。
人間が感染・発症するものと同じように、ウイルス感染でうつります。
なかでも「H5N1亜型」というものが有名ですが、人間が感染するインフルエンザA型の一種なのです。
同じ型なら人間にうつってしまいそうなので怖いですね。
ですが、通常感染することはないようです。
ただし、ウイルスが変異をくり返していき、まれに人間に感染することもあります。
まれ、とはいっても世界中ではこれまでに 数百人以上が感染しています。
病気の鳥や死んだ鳥と接触した人間のみが感染していて、人から人へは感染しないようです。
鶏肉や卵を食べたからといって感染することはありません。
また、現在のところ日本での発症は確認されていません。
まだ確認されていないとはいえ、世いるとなるとニュースで騒がれているの界で感染している人がもわかりますね。
鳥インフルエンザで人間にどんな症状が出る?
ウイルスに感染した場合2~5日ほど、人によっては10日ほどの 潜伏期間があり、その後症状が出ます。
症状はA型のものと似ていて、突然の高熱、咳、全身の倦怠感、下痢、嘔吐、腹痛が出ます。
他にも結膜炎やウイルス性肺炎、鼻や歯肉からの出血、重症になると多臓器不全にまで陥ってしまいます。
ウイルス株によって症状の重さは異なります。
最もひどいものは「高病原菌鳥インフルエンザ」といいます。
ほとんど症状がないものから、重いものまであり、重い場合は急激に悪化して最悪の場合は死に至ります。
今まで世界で数百人の死者が出ているのです。
インフルエンザ予防接種をしても感染・発症・重症化する?
鳥インフルエンザに罹っても治るの?
治療は、人間が罹るものと同じように、 タミフルなどの抗インフルエンザウイルス薬で行います。
「こんなに症状がひどいのに治るの?」と思われるかもしれませんが、インフルエンザウイルスは形が変わっても増殖の仕方は同じなので、どの型でも同じ治療薬が使えるのです。
考えてみればA型以外に感染した時もタミフルを処方されますよね。
鳥インフルエンザや新型でも同じことなのです。
多臓器不全や呼吸不全など重症に陥った場合は、症状を緩和する治療が行われます。
早めに治療を行えば、私たちが経験したことのあるものと同様に治すことが可能なのです。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。