まぶたや目の下がピクピクする眼瞼ミオキミアの原因と対処法!
眼瞼ミオキミア。
まぶたや目の下がピクピクするような痙攣を起こす、現代人のほとんどが経験したことがあるかと思います。
特に、スマートホンやパソコン作業で目を酷使する人に見られる症状です。
一過性の症状ではありますが、どういう仕組みで起きているかを知っている人は意外と少ないようです。
今回は、眼瞼ミオキミアの主な症状・原因・対処法などについてご紹介します!
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まぶたや目の下がピクピクする眼瞼ミオキミアの症状とは?
眼瞼ミオキミアの主な症状は 「まぶたの痙攣」です。
上まぶた、下まぶたのどちらにも起こり得ます。
片目だけに起こることがほとんどですが、同時に両目のまぶたに起こることも稀にあるようです。
頭部(主に顔)に痙攣が起こる場合、脳の異常など別の症状が現れる場合がありますが、眼瞼ミオキミアは目の周囲の筋肉のみのトラブルです。
私たちの目の周りには「眼輪筋」という筋肉があり、この筋肉が緊張して異常収縮などを繰り返すことで、ピクピクするような不快な症状が現れます。
大抵は、数十秒から数分以内には治まりますが、1日に何度も繰り返すことが多いです。
有痛性のものではありませんので、激しい痛みなどが襲うこともなく、5日以内で治まれば深刻な状態ではないと判断しても良いでしょう。
眼瞼ミオキミアの原因は?目の疲れや睡眠不足、ビタミン不足も?
眼瞼ミオキミアの原因は完全には解明されていません。
ただ、主に 目の疲れが関与しているものと考えられています。
目には細い血管や筋肉、神経などがたくさん張り巡らされています。
疲労や寝不足による血行不良によって神経系に異常を来し、筋肉に正確な伝令がなされていないことが痙攣に繋がっているようです。
また、目に繋がる血管や神経は、肩、首、頭とも繋がっているため、これらの疲労の蓄積が原因となることもあります。
血行や神経の正常な働きには、体内の水分、ミネラル、ビタミンなどのバランスが整っていることが大切です。
偏った食生活や不規則な生活習慣によりそのバランスが崩れてしまい、眼瞼ミオキミアのような痙攣の原因となることがあります。
眼瞼ミオキミアの継続期間と対処法は?
目の疲労や睡眠不足など、思い当たる原因がある場合は、 休息を取りながら様子を見ましょう。
特に、深夜まで起きていて睡眠が足りていない人は、早めに休むようにして下さい。
継続期間といっても1回限りの痙攣の場合もありますし、ほとんどが2~3日程度で治まります。
その間は不規則にピクピクとした痙攣が現れますが、あまり心配する必要はありません。
ただし、1週間以上に及ぶ場合は、別の何らかの異常の疑いがありますので、眼科を受診することをおすすめします。
また、症状を和らげるための対処法として・・・
・ホットアイマスクなどで目の周りの血行を促す
・優しく目の周りをマッサージする
などで改善されることもあります。
パソコン作業などを長時間続けている人は、休憩を挟んで しばらく遠くを眺めるだけでも良いです。
目の水晶体の厚みを変えている「毛様体筋」の緊張をほぐす意味でも効果的で、ピント調節も楽になります。
眼瞼痙攣との違いは?
よく似た症状に 「眼瞼痙攣」というトラブルがあります。
一部が痙攣する眼瞼ミオキミアとは違い、眼瞼痙攣は目の周囲全体が痙攣することが多く、両目に現れることが特徴です。
・「テレビやパソコンが見えづらい」
・「目がショボショボする」
といった症状が現れやすくなっています。
また、目がショボショボして乾きやすいため、単なるドライアイと勘違いしてしまうケースも多いです。
「最近目が乾きやすい」「痙攣の症状が長引く」「両目の周りが痙攣する」などの場合には眼瞼痙攣を疑って下さい。
放っておくと上まぶたがどんどん降りてきて、最終的にはまぶたを開けることができないことで視力を活かすことができず、失明同様の状態になってしまいます。
こちらも根本原因がはっきりしていませんが、大脳の機能障害や薬の副作用などが関与していることも考えられています。
いずれにしても治療が必要となりますので、軽視しないよう注意して下さい。
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