楽しく為になる情報をお届けします!

芍薬の花名の由来と花言葉!英語では?女性を象徴する花!

芍薬 花言葉

芍薬の花名の由来と花言葉!英語では?女性を象徴する花! | なるほど情報マガジン「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があるように、女性の美しさの象徴とされてきた 芍薬の花。

 

牡丹とともに大輪の花を咲かせるので、見応え十分といった印象ですが、どんな花言葉を持っているのでしょうか。

やはり女性らしさが溢れるようなイメージ通りの言葉であって欲しいですね。

 

古くから中国で漢方薬として使われており、日本に渡って来た時も当初は薬草という扱いだったことから、 癒し系の意味があるかもしれませんね。

 

そこで、今回は芍薬の花名の由来と花言葉についてご紹介します。

Sponsored Link

 

コンテンツ

芍薬の花名の由来は?

芍薬は、 漢方薬としてもよく使われている通り、中国では古くから薬草として親しまれていました。

 

日本に渡ってきたのは平安時代頃といわれていますが、中国から渡ってきた時の「芍薬」という漢字をそのまま音読みにし、花名として採用したそうです。

 

中国では、 「綽約(しゃくやく)」という姿がしなやかで美しいという意味の言葉が花名の由来となっています。

 

ヨーロッパでは、美しい花はバラに例えられることが多いですが、フランスでは「聖母のバラ」、スペインやイタリアでは「山のバラ」と呼ばれています。

 

 

芍薬の花言葉は?英語では?

芍薬にあてられた 花言葉は・・・

「恥じらい」「はにかみ」「謙虚」

といったものです。

 

「恥じらい」「はにかみ」という言葉は、イギリスの民話の中で芍薬の花の中にはにかみ屋の妖精が隠れていたという話に由来します。

 

また、芍薬は夕方には花を閉じてしまうので、そういった習性が花言葉に結びついているという説もあります。

 

英語の慣用句に、「blush like a peony」というものがありますが、これは恥じらいやはにかむ姿を現す表現として使われます。

直訳すると、 「芍薬のように顔を赤くする」という意味です。

 

西洋(英語)での花言葉には・・・

「bashfulness(恥じらい、はにかみ)」
「compassion(思いやり)」

といったものがあります。

 

どれも、若くて恥ずかしがり屋の女性の姿を現しているようですね。
 
牡丹の花名の由来と花言葉!英語では?芍薬との違いは?
 

 

芍薬の特徴

芍薬は、 ボタン科ボタン属の多年草で、原産は中国やモンゴルなど東アジアです。

開花は5~6月で、初夏に花を咲かせます。

 

大きくて色鮮やかな花が特徴で、ピンク、白、紫、黄色、赤、オレンジ、青などカラフルな花色があります。

切り花や贈り物の花束にもよく使用されています。

 

冒頭で紹介したとおり、美人の形容詞としても有名なので、 結婚式のブーケとしても人気が高い花です。

和装にも洋装にも合わせることができますね。

 

もともとは薬草として中国から伝わりましたが、芍薬の根はとても一般的な漢方としても使用されています。

消炎、鎮痛、止血、抗けいれんなどの効果があり、おなじみの葛根湯や芍薬甘草湯といった有名な漢方薬にも配合されています。

 

日本でも古くから親しまれてきた花ですが、世界的に見ても広く栽培されています。

ヨーロッパでも品種改良が盛んに行われ、花の咲き方や色など、品種もたくさんあります。

 

家に飾ったり、プレゼントしたりするにもちょうどいいですので、その際はぜひ花言葉を添えてみてくださいね。

Sponsored Link


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ