産後のばね指!症状・原因・治療法!両手が辛くても治るの?
負担をかけています。
お腹の中で10ヶ月胎児を育て出産に至るというのは、想像以上に女性の体にそれ故、産後には思わぬところに出産の影響から不調が出ることがあります。
「ばね指」もそのひとつで、指を伸ばす動作がスムーズにできなくなるという症状が出ます。
ホルモンバランスが戻っていない上に、しばらくは四六時中赤ちゃんのお世話に終始することになりますので、指の関節に支障を来すようです。
そこで、今回は産後のばね指の主な症状や原因、治療法などについてご紹介します!
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産後のばね指・主な症状とは?両手にも?
ばね指というのは、一言でいうと 「指に起こる腱鞘炎」です。
古いバネのように、指が伸びなくなってしまうという症状の特徴や、バネが跳ねるように急に痛みを感じることから、ばね指と呼ばれています。
主な症状として・・・
2.指を伸ばそうとするときの違和感
3.曲げ伸ばしができない状態になる
といった三段階で悪化します。
最終的に、自分の意志での曲げ伸ばしがほとんどできなくなるというケースもあり、こうなると日常生活や育児に差し支えます。
そもそも指への負担が大きくなることで起こる症状なので、 利き手に起こることが多いですが、 両手のどの指に起こる可能性もあります。
特に、産後は慣れない育児によって、今までとは違った手の使い方をすることが増えますので、急な負担増に耐えられず発症するケースが多く見られます。
産後のばね指・原因は?
一般的に、ばね指は 指を酷使することで起こる症状です。
以前は家事によって指を多く使う主婦がなりやすいといわれていましたが、パソコンやスマートフォンの普及によって若い人や男性にも起こるケースが増えています。
産後の場合には、赤ちゃんの抱っこやおむつ替えなど、今までになかった動作が急に増えることが、指への負担が増すのでばね指の原因となります。
また、ホルモンバランスも強く影響するようです。
原因ははっきりとは分かっていませんが、ばね指は産後や更年期の時期に多く見られるので、女性ホルモンとの関わりが深いと考えられています。
妊娠中から産後は、女性ホルモンのバランスが大きく変わるため、産後は発症しやすい状態にあるといえます。
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産後のばね指・治療法は?治るの?
ばね指を発症した場合、 安静治療が第一になります。
症状がひどくなっていくと、指の可動域を制限するギプスのようなものをはめて治療することもあります。
痛みが強く出ている場合には 痛み止めが処方されることもあるようです。
痛みなどの症状が改善してからも動かしづらいという時は、リハビリをして元の動きを取り戻します。
安静治療ではどうしてもよくならない時は、ステロイド注射を打って腱の炎症を抑える治療や手術が行われるケースもあります。
ばね指は、指の酷使が主な原因です。
指が疲れたなと思った時は少し休めるようにし、痛みが出始めた時は冷やす、無理をしないという事で悪化が防げます。
産後の忙しい時期に発症すると大変ですので、日頃からの予防も大切ですね。
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