妊娠初期に良い・NGな食べ物!胎児への影響を配慮して!
健康管理は欠かせません。
妊娠がわかったら、自分だけでなく、お腹の赤ちゃんのためにも特に、食事はお母さんが食べたものが栄養になっていくので、気を遣うようになる妊婦さんも当然多くなります。
とはいえ、妊婦さんの半数以上が悪阻に悩まされるなど、妊娠初期には思うように食事がとれないこともあります。
また、妊娠が発覚するまでの不摂生も気になりますね。
そこで、今回は妊初娠期の食べ物やNGとなるものについてご紹介します。
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妊娠初期の食べ物による胎児への影響は?
お母さんの子宮の中で妊娠が成立する時、赤ちゃんにとっての栄養源となる「卵黄嚢」という栄養袋も一緒にできます。
妊娠初期には、 つわりが辛くて食べ物が全く食べられない、偏った栄養になってしまうということはよくあります。
ですが、赤ちゃんは卵黄嚢から栄養を摂取するため、この時期はそこまで気にしなくても問題ありません。
胎盤が完成する妊娠4~5か月頃からは、お母さんが摂取した食べ物が赤ちゃんの栄養源になりますので、体重の管理を含めて、食べ物の内容にも気を付けていきましょう。
また、妊娠がわかるまでにタバコやアルコール、服薬などをしてしまったというケースもあるかと思います。
タバコ、アルコールは大量に摂取した場合は、 胎児の奇形などにつながるケースもありますが、妊娠発覚後から注意すればよいでしょう。
妊娠初期に良い食べ物は?
妊娠したら、まず気にしたいのは 葉酸の摂取です。
特に妊娠初期の、胎盤をつくるための細胞を増やすのに葉酸が必要になるので、必要な栄養素です。
葉酸は、青菜などの緑黄色野菜に多く含まれています。
ただし、加熱に弱い栄養素でもあるので、 サプリメントなどを上手に活用して補っていきましょう。
妊娠初期につわりで辛い時は、食事がとれないこともあります。
つわりでも比較的食べやすいのが、かんきつ類などのフルーツや、軟らかめに煮た麺類などといわれます。
ただ、ここは個人差がかなりあるので、極端な偏食に気を付けつつ、食べられるものを食べるようにしましょう。
調子がいいなと思う時には、緑黄色野菜やタンパク源となる大豆製品、海藻類などを摂取するように心がけましょう。
妊娠初期にNGとされる食べ物は?
妊娠初期から気を付けたい食べ物としては、 生ものや過剰な塩分、ビタミンAの過剰摂取です。
生ものは妊娠期間を通していえることですが、食中毒の危険や胎児に感染すると危険なトキソプラズマを含んでいる可能性があります。
生ハムなどの生肉は出産までは我慢し、刺身は極力新鮮なものを少量にとどめるようにします。
生野菜は新鮮なものを選び、よく洗ってから食べましょう。
また、妊娠初期にビタミンAを過剰に摂りすぎると、 胎児の奇形を招く可能性があるとされています。
例えばレバーは鉄分の補給などには欠かせない食材ですが、ビタミンAも多く含んでいます。
毎日大量に食べることはしないようにしましょう。
妊娠初期のつわりの時期は、ジャンクフードや揚げ物が無性に食べたくなるという妊婦さんもいます。
ただし、塩分の取り過ぎは妊娠高血圧症候群の発症リスクを高めるので、ほどほどにとどめるようにして下さい。
塩分の摂取に関しても、妊娠期間を通して注意すべきことになります。
妊娠すると、体重の管理や胎児への影響を懸念して食事が楽しめないということもあるようです。
ただ、出産して育児に忙しくなると、今よりも食事を楽しめる時間が減ってしまいます。
バランスのいい食事を心がけながら、時には好きな物を食べてマタニティ期間を楽しんでいきましょう。
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