ものもらい(麦粒腫)の症状と特徴!早く治す食べ物や市販薬は?
目の痛みやゴロゴロとした違和感、できものなど、誰でも目のトラブルは経験すると思います。
「ものもらい」もそのひとつで、知らず知らずのうちにまぶたの内側が腫れてきて、痒みや痛みを伴うことがありますね。
特にものもらいの中でも、「麦粒腫」と呼ばれるものは子どもから大人まで誰にでも多い症状ですので、罹ってしまった時の対処法を覚えておくとよいですね。
早く治すためにも眼科に行くことも大切ですが、 有効な市販薬(目薬)なども知っておいて損はないでしょう。
そこで、今回はものもらい(麦粒腫)の症状や特徴、早く治す方法について紹介します。
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ものもらい(麦粒腫)の症状と特徴
ものもらいには、 「麦粒腫」と 「霰粒腫」という2種類があります。
まぶたの縁には、黒目に油分を送る腺があるのですが、この腺が細菌感染して炎症を起こした状態を麦粒腫といいます。
このものもらい(麦粒腫)の症状の特徴としては、目の周りの赤い腫れ、化膿といったものがあり、痛みを伴うことがほとんどです。
他にも、目の痒みやゴロゴロとした違和感、まぶたに熱を持つ感じといった症状も特徴的です。
原因となる菌は、 黄色ブドウ球菌です。
黄色ブドウ球菌は、私たちの手や頭髪、皮膚に存在していますが、健康な状態では発症することはありません。
しかし、風邪をひいたなどの体調不良があったり、傷ができた時に黄色ブドウ球菌が侵入すると、こういった麦粒腫を起こしてしまいます。
霰粒腫に比べると比較的誰もが経験するようなものですが、コンタクトレンズが合っていない、アイメイクが合っていない、何か体に疾患が隠れているという可能性もあります。
比較的早く治るので、それまで眼帯をつけて過ごす人も多いですね。
ものもらいで眼帯はすべき?悪化することも!
ものもらい(麦粒腫)を早く治す食べ物はある?
直接的に、ものもらい(麦粒腫)に効果が絶大な 食べ物というのはあまりありません。
ものもらい(麦粒腫)にかかった時には、アルコールなどの刺激物を避けた食事を心がけましょう。
おすすめしたいのはにんじんやかぼちゃなどの 緑黄色野菜です。
βカロテンは体内でビタミンAに変化します。
この ビタミンAは目の粘膜を強化し、抵抗力を高める働きをしてくれるので、予防や治療の助けになるでしょう。
その他にも、ビタミンCなど免疫力を高めてくれる食べ物は、原因となる黄色ブドウ球菌を退治してくれるので効果があります。
ただし、麦粒腫自体は炎症が治まり、化膿が止まると治ってしまいますので、参考程度にしておいて下さい。
霰粒腫の症状と特徴!早く治す食べ物や市販薬は?
ものもらい(麦粒腫)を早く治す市販薬は?
麦粒腫にかかってしまった場合は、主に 点眼薬での治療がメインになります。
市販の目薬でも、効果のあるものが販売されていますので紹介します。
・ロート抗菌目薬i(ロート製薬)
1回使いきりタイプの目薬で、2種の抗炎症成分が含まれています。
小さなお子さんでも使用できる目薬です。
使い切りではないタイプに、「ロート抗菌目薬EX」もあります。
・抗菌アイリス使い切り(大正製薬)
4種類の抗炎症作用が含まれています。
目にしみにくいようにできているので、使いやすいのが特徴です。
ただし、市販薬を使用してもよくならない時は、早めに 眼科にかかりましょう。
腫れや痛みはあっても、治療をすれば完治が早い症状ですので、罹ってしまってもあわてずに対処しましょう。
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