初正月のお祝い!金額の相場・のし袋の書き方・お返しは?
赤ちゃんが生まれると、特に生後1年間は節目のお祝いがたくさんあります。
昔から、生まれて初めて迎えるお正月を 「初正月」といい、病気などから赤ちゃんを守るために盛大にお祝いされる習慣がありました。
近頃は盛大に行うことは少ないようですが、男の子には破魔弓を、女の子には羽子板をプレゼントする習慣などは残っていますね。
ただし、お祝いを贈る側としては、どのくらいの 金額にするか悩みどころですね。
そこで、今回は初正月のお祝いに関する金額の相場、のし袋の書き方、お返しの金額などについて詳しくご紹介します。
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初正月のお祝いの金額・甥や姪への相場は?
昔は、食糧事情や医療の未発達により、 1歳の誕生日を迎えることは大変なことでした。
そういった理由もあり、初正月には病気や災いから赤ちゃんを守るために盛大にお祝いをしていたそうです。
現在では、初正月という概念は薄れつつありますが、それでも、初めてのお正月というのはおめでたいものです。
現在では、 甥、姪に対しては、あえてお祝いを包まないケースも増えています。
その分、お年玉などとして渡すこともあるようですね。
地域によっては初正月を大切にする文化が残る場所もあり、その場合は 5,000~10,000円くらいの金額が相場となっており、お祝いやプレゼントを渡すことが多いようです。
ただし、甥、姪がいても、まずご自分の年齢により金額の相場は変わってきますので、20代前半くらいであれば5,000円でも十分でしょう。
初正月のお祝い・のし袋の書き方!
お祝いとして金銭を贈る場合は、 祝儀袋(のし袋)に入れて渡すようにしましょう。
水引きは花結び(蝶結び)のものを選びます。
その際は、水引きの上に 「祝初正月」「奉祝正月」と題し、水引きの下には贈り主の名前を書くことになります。
羽子板や破魔弓を買うための資金としてお金を贈る場合は、「羽子板料」などととして贈ってもいいでしょう。
初正月のお祝い・破魔弓や羽子板は誰が買う?
赤ちゃんが初正月を迎えるにあたっては、破魔弓や羽子板を 「魔除け」として飾るという習慣があります。
この破魔弓や羽子板については、昔は母方の実家が用意するものとされていました。
ただし、現在では 両家の折半で用意することが多いようです。
また、昨今ではイベントとしての概念が薄れつつあることで、あえて破魔弓や羽子板を支度しないケースも増えています。
初正月のお祝いのお返し・金額の相場は?
両家両親から破魔弓や羽子板をもらった場合は、一般的には特に お返しは必要ありません。
もし、親戚や友人などから、お祝いとして金銭やプレゼントを受け取った場合は、少額であればお礼状を返すようにします。
また、高額なお祝いやプレゼントをもらった時は、頂いたものの金額の 1/3~半分を目安にお返しをしましょう。
その際は、内祝いとして、花結びの水引ののしをかけて赤ちゃんの名前で贈るようにします。
赤ちゃんの月齢によっては、お祝いの料理なども少し楽しめるようになっているので、親戚や両親と顔を合わせて、楽しく過ごせるといいですね。
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