口唇炎のタイプと症状・原因・治し方!有効な治療薬は?
口唇炎。
口の周りが赤く腫れたり、唇が切れて出血したり、見た目にも影響が出やすい唇が乾燥したり、ちょっと切れたりというトラブルは誰もが経験することですが、長引く時やなかなか良くならない時は治療も必要です。
体調不良やストレスの影響を受けていることもありますので、普段の生活もちょっと見直してみましょう。
早めに治すに越したことはありませんからね…。
そこで、今回は口唇炎のタイプと症状・主な原因・治し方についてご紹介します。
Sponsored Link
コンテンツ
口唇炎のタイプと症状
口唇炎というのは 口の周りや唇に起こるトラブルのことをいいます。
具体的には、口の周りが赤く腫れたり、ただれたり、湿疹ができたり、唇に裂傷ができたりします。
症状の重さによって痒みが出たり、ヒリヒリと痛むのが厄介です。
原因によって下記のようなタイプに分けることができます。
・接触性口唇炎
・剥離性口唇炎
・肉芽腫性口唇炎
・舌舐めずり症候群
アトピー性口唇炎は、主に 乾燥から来るもので、唇の皮がめくれてガサガサになってしまう状態です。
接触性口唇炎は、水疱や湿疹、唇の腫れ、かさぶたができる、といったものが主な症状です。
剥離性口唇炎は、黄色っぽく膿のようなかさぶたができ、唇の皮がめくれたような状態になるものです。
舌舐めずり症候群というのは、小中学生くらいの子どもに多く、特にアトピー性皮膚炎を持っているケースが多いです。
自分の舌で唇や口の周りをなめてしまうことが原因で起こる皮膚疾患になります。
口唇炎の主な原因
口唇炎が起こる原因は様々ありますが、特に多いのは 乾燥によるものです。
乾燥してバリア機能が低下したところに、口紅や化粧水、雑菌などが入ってしまうことで起こります。
他にも、アトピー性口唇炎であれば 紫外線刺激が原因となることが多いです。
UVカット仕様のリップクリームなどで予防ができます。
剥離性口唇炎は原因が完全にわかっていませんが、ビタミンB2、B6などの栄養が欠如すると起こりやすいようです。
他にも不規則な生活や体調不良、ストレス過多などの状態が影響し、引き起こされると考えられています。
症状の出始めの時点で、痒みのあまり掻いてしまったり、ついつい舐めてしまったりすると長引かせてしまいます。
口唇炎の治し方・有効な治療薬は?
口唇炎は、ほとんどの場合が 自然治癒となりますが、自分でできる治し方を実践してみるのもおすすめです。
乾燥が気になる季節であれば、刺激の少ないリップクリームや、ワセリンなどの保湿剤で保湿をしながら様子を見ます。
夏の紫外線が原因の時には、保湿とあわせて UVケアも行いましょう。
例えば、新しい化粧品に変えたら口唇炎ができた時などは、その化粧品の使用を控えることで症状が改善されることもあります。
また、生活の中にある原因因子を取り除くことも必要です。
症状が長引いたり、辛い時には皮膚科にかかって、 ステロイドなどが含まれる軟膏を塗りながら治療をします。
アトピー性皮膚炎を持っているお子さんの場合は、早めに皮膚科に相談したほうがいいですね。
だんだん寒くなり乾燥の気になる季節には、特に口唇炎などの口や唇のトラブルが増えます。
保湿を心がけることと、刺激を与えないことを心がけて対処して行きましょう。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。