数の子の栄養と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?

数の子。
お正月のおせち料理に入っているというイメージが強いプチプチ、コリコリした食感が人気ですが、美味しいだけでなく栄養価も注目です。
魚卵ということもあり、 プリン体や コレステロールが高いというイメージがあるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。
好きな人が多い食材だけに、気になりますね。
そこで、今回は数の子の栄養成分や効果・効能・カロリーについてご紹介します。
スポンサーリンク
コンテンツ
数の子の主な栄養成分とカロリーは?
数の子に含まれる主な栄養素として、 DHA、EPA、ビタミンE、亜鉛、鉄などが豊富です。
どれも積極的に摂取したい栄養素ですが、DHA、EPAはサプリメントでも根強い人気を誇っています。
気になるカロリーは、100gあたり 139kcalです。
1切れあたりですと、大体20gほどですので、27.8kcalほどです。
コレステロールは100gあたり230mgです。
いくらだと100gあたり480mgですので、それに比べるとかなり少なめですね。
またプリン体は100gあたり 21.9mgです。
たらこの場合は120.7mgですので、こちらも数の子は随分少ないといった印象です。
同じ魚卵でも全然違いますね。
ただしこちらは生の場合ですので、塩漬けにするとまた若干変わってきます。
とはいえ、それほどカロリーは高くないのでダイエット中でも安心ですね!
数の子の食べ過ぎは痛風や高血圧の原因になる?
数の子の効果・効能は?
私たちにとって不足しがちな必須脂肪酸、 DHAや EPAが含まれているだけに貴重な存在といえます。
魚を食べると頭がよくなるといわれていますが、それはDHAが脳の記憶力を向上させる効果があるからです。
また、ビタミンEといえば、非常に 抗酸化作用の強いビタミンで、アンチエイジングに有効であることが一番の特徴です。
アンチエイジングは美容だけでなく、動脈硬化やガン予防などにも効能を示すため、心筋梗塞や脳梗塞などを未然に防ぐには最適な成分です。
鉄は貧血予防、亜鉛は味覚の調子を整える働きがあります。
ビタミンEと鉄の効果で血行が良くなり、冷え性や頭痛、肩こりの改善効果も期待できます。
数の子が持っている栄養素には嬉しい効能がいっぱいですね!
数の子の塩抜き!簡単で早い時短の方法!
数の子の栄養・妊婦さんとの相性は?
妊娠中は普段大丈夫なものでも避けたほうがよいものなどがありますから、何かと心配になりますよね。
数の子は魚卵の中でもコレステロールやプリン体が低いですし、ビタミンEや鉄など妊婦さんに嬉しい栄養素も含まれています。
ですが、食べてもよいのかというと、実はあまりお勧めではできません。
それは、妊娠中は生ものの摂取を避けたほうがよいからです。
リステリア菌という菌による食中毒が心配されます。
普段なら問題ないですが、妊娠中は免疫力が低下しているのです。
それでも低い確率ではありますが、食中毒の危険性はあると考えられます。
少し摘まむ程度なら大丈夫かもしれませんが、毎日いただくのは避けたほうがよいでしょう。
また、心配な方は火を通して食べることをおすすめします。
数の子は生で食べることがほとんどですが、バターで炒めても美味しいのです。
妊婦さんにはなるべく加熱したものをいただいてほしいところです。
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。