わらび餅の名前の由来と本来の作り方!市販品の原料は何?
夏になると、冷たくてのど越しのいいスイーツが美味しいですね。
わらび餅もそのひとつではないでしょうか?
わらびというとあの山菜が浮かびますが、なぜあのプルプルの和菓子のことをわらび餅と呼んでいるのでしょうか?
特に市販品の場合、無関係のことが多いですが、本来はちゃんとした繋がりがあるのです。
そこで、今回はわらび餅の名前の由来や本来の作り方、市販品の原料、カロリーなどをご紹介します。
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わらび餅の名前の由来と本来の作り方は?
わらび餅というのは、実は山菜のわらびから取れるデンプン質、 「わらび粉」を原料にして作られます。
つまり、名前の由来は、本来の原料からきています。
わらびの根っこを叩いてほぐしてよく洗い、そこからデンプン質を取り出します。
とても貴重な粉で、天然ものの根10kgから70gくらいしか取り出すことができないといわれています。
スーパーなどで探しても、あまりお目にかかれませんが、製菓用品専門店や通販などで販売されています。
ただし、国産100%の場合、100gで1500円以上もする高級品です。
ここで、本来のわらび餅の作り方をご紹介します。
1.わらび粉100gを水約400ccで溶かし、そこに砂糖150~200gを加えます。
2. 鍋に入れて中火にかけ、よく練っていきます。
3.粘りが出てきたら弱火にし、ツヤが出るまで練り上げます。
4.型に入れて冷やし、固まったらきな粉や黒蜜と一緒に食べます。
ぜひ、お試し下さい。
市販のわらび餅に使われている主な原料は?
私たちが普段目にするわらび餅は、 くず粉や タピオカ粉、 芋から取れたデンプンなどを原料にしているものがほとんどです。
これらのデンプン質と砂糖を合わせて形を作って固め、きな粉や黒蜜が添付されていますね。
一部には、わらび粉を使用したものもありますが、100%で作られたものはほとんどありません。
スーパーなどで売っている商品は、透明のものが多いですが、わらび粉を使用した場合には茶色っぽい色の仕上がりになります。
また、くず粉やタピオカ粉で作られたものは、冷やしてもつるんとした食感が楽しめますね。
しかし、わらび粉で作られたものは、冷蔵庫で冷やし過ぎると固くなり、変色してしまうこともあります。
自宅で作ってみたい時には、 「わらび餅粉」というブレンドされた粉の使用が便利かもしれませんね。
キッチンにあるものでは、片栗粉でも代用できます。
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わらび餅のカロリーは?ゼロもある?
つるんとしていてさっぱりと食べられるので、ヘルシーそうなイメージのわらび餅。
ただ、原料はデンプン質なので、実は意外と 高カロリーなおやつです。
製品にもよりますが、コンビニやスーパーで売られているものは、1パックあたり200Kcal以上するものがほとんどです。
デンプン質と砂糖が含まれますし、黒蜜があれば当然カロリーももっと高くなりますね。
ダイエット中の方向けには、 「エリストリール」というカロリーゼロの甘味料を使用した「遠藤製餡・ゼロカロリーきなこわらびもち」が人気のようです。
わらびでん粉、ゲル化剤、グルコマンナンなどを使用した商品です。
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