柚子の栄養と効果・効能・カロリー!冬至の柚子湯の効能は?
青柚子を入れたり、冬至の時にはお風呂に 柚子を浮かべたりしますね。
夏の時期には冷たい麺に薬味程度で使用する機会が少ないですが、柚子には隠れた効果・効能が様々あるようです。
もともと香りを楽しむものとされますが、韓国や中国では 柚子茶にして日常的に飲まれています。
今回は、あまり知られていない柚子の栄養成分と効果・効能・カロリーなどをご紹介します。
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柚子の栄養成分とカロリー!
柚子は、みかんなどと同じく 柑橘類の果物です。
含まれている主な栄養成分としては、ビタミンC、クエン酸などの酸っぱい成分です。
ビタミンCはレモンと比べて約2倍、クエン酸はみかんと比べて約3倍と豊富です。
また、薬味として皮を食べることもありますが、柚子の皮には リモネンという成分も豊富に含まれています。
気になるカロリーは他の柑橘類と同程度で、100gあたり21kcal程となります。
大体、ふつうの大きさの柚子1個が120~150gくらいですので、ひとつ食べても30Kcal以下ということになります。
柚子の効果・効能!
まず、レモンの2倍も含まれている ビタミンCは、体の調子を保つ上で欠かせないビタミンです。
免疫力を高め、風邪などの感染症の予防してくれる効能を持っています。
さらに、シミを薄くするなどの美容効果も高く、 美肌を目指す女性には欠かせません。
アミノ酸も同時に摂取できるので、夏の紫外線の時期にも柚子はおすすめです。
また、クエン酸には、疲労回復や整腸作用を促す働きがあります。
それだけでなく、柚子の酸っぱ味の中には 酒石酸、リンゴ酸なども含まれています。
これらの酸には疲労回復や肩こりの解消、筋肉痛の予防などの効果があります。
さらに、胃痛を和らげる効能もあるので、食事で柚子の果汁を利用した料理をいただくと、自然と痛みが消えていくことがあります。
その他、皮に含まれるリモネンには、血行を促進してくれる働きがあります。
寒い冬には、煮物のアクセントに柚子の皮を散らすと体がポカポカと温かくなります。
冬至の柚子湯の効能は?
冬至には、柚子を浮かべたお風呂に入ることが習慣となっていますね。
柚子湯の効果としては、皮に含まれるリモネン、シトラール、ノミニンなどの血行を促進する成分によって体を温める力は最強レベルです。
お酒や生姜、にんにく、その他の食材を入れたお風呂の中でも、 保温力がダントツに高く、その持続効果は5時間も超えるといわれています。
また、リモネンには保湿力もあるため、冬のお肌の乾燥にも効能を示します。
他にも、柚子湯には 鎮痛効果があり、神経痛やリウマチなどにも最適といわれています。
柑橘類だけに実の方に目が行ってしまいますが、皮にはそれ以上の効能が秘められているようです。
皮を擦って薬味にしたり、皮ごとはちみつ漬けにして柚子茶にするのもおすすめです。
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