しゃっくりが止まらない原因・病気の疑いも!新生児や子供は?
しゃっくり。
横隔膜の痙攣により、誰にもでも自然に起こる大抵は1時間もあれば治まってしまいますが、なかなか止まらないこともあるようです。
あまりに長引くようであれば、病気のサインであることもあります。
他にも、様々な生活習慣が原因となって痙攣を抑えることができないことも…。
そこで、今回はしゃっくりが止まらない原因や対処法についてご紹介します。
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しゃっくりが止まらない原因・酒、タバコ、ストレスも?
しゃっくりは、横隔膜周辺の組織に 刺激が与えられることで起こりやすくなっています。
もちろん、自分では出したり止めたりをコントロールすることはできません。
普通に生活していても自然に起こる現象ではありますが、ちょっとした生活習慣によってしゃっくりが出やすい傾向になっている可能性はあります。
例えば、その原因のひとつに 飲酒が挙げられます。
アルコールは冷たくしたり、熱くしたりして飲むことが多いですが、体温と飲み物の温度差が横隔膜を刺激することもあります。
たくさんお酒を飲んで胃が膨張することも、横隔膜が刺激を受ける要因となっています。
もちろん夏に冷たいジュースばかり飲んでいる人なども起こりやすい傾向にあります。
また、ストレスをたくさん抱えている人も、しゃっくりが止まらなくなることが多いといわれます。
緊張状態によって空気をたくさん飲んでしまうことを 「呑気症」といいますが、これによって横隔膜に影響を及ぼすケースがあるのです。
他にも、喫煙者の場合も同様のことがいえそうです。
はっきりとした原因は解明されていませんが、タバコを吸うことによる体内外の気温差や、空気をたくさん吸ったり吐いたりすること自体が、横隔膜の刺激に繋がると考えられています。
しゃっくりが止まらない病気とは?死ぬことも?
自然に発生したしゃっくりは、自然に止まります。
もしも、数日に及んでしゃっくりが止まらないような時は、 病気の疑いも考慮して下さい。
脳腫瘍などの脳の病気が原因で、中枢神経に影響が出て止まらないケースや、気管支喘息や肺炎などにより、末梢神経に影響が出ている可能性もあります。
他にも、消化器系の病気、胃がんや食道がんなどの腫瘍が疑われるケースもあります。
しゃっくりだけでは病気を突き止められませんが、食欲不振、体力低下、頭痛、吐き気、咳などの症状が併発するようであれば、速やかに医療機関を受診しましょう。
死ぬことと結び付けると怖いですが、何か 重大な病気が隠れているサインかもしれません。
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新生児や子供の場合の危険性は?病院に行くべき?
赤ちゃんや 子供はしゃっくりをよくします。
実は、お母さんのお腹にいる胎児の頃から繰り返しており、新生児の頃も比較的多い傾向にあります。
大人と比べて出やすいのは、「横隔膜が未発達であるから」といわれています。
自然に止まることがほとんどなので、あまり心配する必要はありません。
また、子供は大人より ストレス耐性が少ないので、ちょっとした刺激でも反応が現れることも多いといわれています。
ただし、2日以上も止まらない場合は、何か「身体的・心理的な原因」がある可能性も高いため、医療機関を受診しましょう。
しゃっくりで苦しい感じがある時は、ちょっとだけ息を長く止めると治まることがありますので、ぜひ試してみて下さいね。
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