大学いもの名前の由来と作り方!カリカリ?油で揚げなくても!
「大学いも」がありますよね。
さつまいもの食べ方で定番のものの中に外はカリカリ、中はホクホクでとっても美味しいですね。
しかし、そもそもなぜ「大学いも」と呼ばれるようになったのかご存知ですか?
大学といもを使った料理に何の因果関係があるのでしょうか…。
そこで、今回は大学いもの名前の由来についてご説明します。
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また、カリカリに仕上げるコツや油で揚げないレシピなど、自宅で美味しく作る方法もご紹介します!
コンテンツ
大学いもの名前の由来とは?
カリカリとホクホクが楽しめる大学いもですが、その名前の由来は 昭和初期にまでさかのぼる必要があるようです。
大学いもは日本で全国的に食べられてはいますが、実は関東をはじめとする東日本で主に食べられている傾向があります。
関西では、似たもので「中華ポテト」というものがあるそうです。
大学いものルーツとして中華料理に似たものがあり、そこから派生してできたのではないかとする説が有力です。
大正時代に、東京の神田のあたりの大学生が好んで食べていたそうですが、その頃はまだちゃんとした名前はなかったようです。
昭和2年頃になると、 東京大学の近くで作って売る人が出てきました。
販売するには名前が必要ですから「大学いも」と名付けられたといわれています。
ただし、これには諸説あり、早稲田大学のある高田馬場周辺で生まれたという説もあるようです。
どちらにせよ、その由来を辿って行くと、「大学生に向けて作った」ということは変わらないようです。
大学いもの作り方・カリカリに仕上げるには?
さつまいもを油で揚げて蜜に絡める、というシンプルなレシピの大学いもですが、家で作るとなかなか難しかったりしますよね。
とくに、でき立てはカリカリなのですが、時間が経つとしんなりしてしまうという人も多いのではないでしょうか。
これは蜜を絡めるタイミングによって異なり、そこにコツがあります。
蜜を煮詰めると気泡ができますが、最初は大きいですがだんだん小さくなります。
極小になるまで待ってから素早く絡め、クッキングシートなどに広げて冷ますとカリカリになります。
難しい人は別の方法もあります。
さつまいもを揚げて蜜を絡めた後、 氷水の中に10~15秒ほど入れると、蜜がカチっと固まって時間が経ってもカリカリになりますよ。
直接水に浸けると味が落ちてしまいそうですが、逆に冷やすことで蜜のコーティングが固まって美味しく仕上がります。
大学いもの作り方・油で揚げない方法も!
食べたいけれど カロリーが気になるという人は油で揚げない方法もあります。
まず1つ目は少量の油で蒸し焼きにする方法です。
フライパンに少量の油を入れて熱し、さつまいもを入れたら蓋をして蒸し焼きにします。
時々転がしてまんべんなく焼きます。
芋が柔らかくなったら油をキッチンペーパーなどで吸い取り、そのまま砂糖と水、醤油などを入れて合わせてから火を止めます。
フライパン1つで出来るので簡単ですね。
他にも、 炊飯器にすべての材料を入れてよく混ぜ、普通に炊くだけというレシピもあります。
出来上がったらまた全体を混ぜて、蜜が絡むようにして下さい。
これは油を1滴も使わない作り方なのでホクホク感を楽しむ形になりますが、ダイエット中の方は嬉しいですね。
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